朽ちて仕舞うまで
何かを貫く
ということは
なかなかに困難だ


しかし
わたしにも
かつて
そんなものがあったように
一人が一つずつくらいは
あるのかもしれない


きっと
其の為ならば
傷付くことさえ厭わず
痛みも抱えたままで
突き進めるのだろう


等価であれば
納得も
諦めもつくのに
痛みはいつも
結果を追い越してゆく

そんな
笑えない冗談
みたいな現実を体現して

馬鹿だなあ

と自嘲する


曇ってる街中
虚ろな眼で
風が吹いたら倒れそうで

そんな
無気力なその他大勢
に呑まれてしまって


まるで
生ける屍
鳩に金粉

意味なんてありはしない




そんな自分を
眺めるわたし