ビートルズツアー① | Lancashire スローライフ

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大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

リヴァプールの二つのサッカーチームのスタアジアムを外からちょっと見た後は、メインのビートルズのゆかりの地を周るツアーへご案内です。



  


もう何度か紹介してますが、こちらは、ビートルズのシングルで、イエローサブマリーンのB面になった曲名の"Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)"のお墓がある聖ピーター教会です。
この教会の裏手で1957年7月のサマーイベントの時にジョン・レノンの当時のバンドThe Quarry Menが演奏し、それをポール・マッカートニーが見に来ていたそうです。



ここにエリナー・リグビーの名前は彫られてますが、1939年に亡くなっており、実際には、ビートルズのメンバーが生まれる前に亡くなってます。



ただ、ここの教会には、ジョン・レノンの叔母ミミさんの旦那さんのお墓があります。
ジョンは、叔母ミミさんの家で育っていて、この教会もその家からそう遠くないところにあるので、ここには、よく来てたのだと思います。

  

そして、もう一つ、この墓地には、リヴァプールの元プレイヤー&元監督でもあったボブ・ペイズリーのお墓もあります。
ボブ・ペイズリーは、監督時代1970~80年代の黄金時代を築いた監督で、UEFAチャンピオンズリーグ3度優勝、リーグカップ6度優勝等もたらしたすごい人で、リヴァプールファンにとっては、素晴らしい功績を残した監督でもあります。
こちらは、何度か友達を連れて、この教会を案内してる時に地元の人に教えてもらい、私達もここに彼のお墓がある事を知りました。

この教会の目の前にある建物の裏にチャーチホールがあります。

  

実は、今年の5月、友達を案内して来た時に、このチャーチホールの存在を知ったのですが、それまでは、この手前にある建物がジョンとポールが出会った場所だと思ってました。先ほど説明した教会の裏手でジョンとポールが出会ったとも言われてますが、確かにポールは、教会の裏手でジョン達の演奏を見ていたのだけど、その後、このチャーチホールでジョン率いるThe Quarry Menのメンバーがポールに会ったのだそうです。
ちょうど、ポールの家族の誕生日パーティーか何かが行われていて、ポールがピアノの演奏をしていて、ジョン達がポールの才能を見初めて、自分達のバンドのメンバーにならないかと誘った事がきっかけで、ポールがメンバーになった様です。

前回、たまたまここの管理をしてる人が鍵を開けてくれて、中を見せてもらったんですが、今回は、勿論、鍵はかかっていたんですが、ボンがせっかくだから、中見せてもらえないか聞いてくる・・・と言って、ここの管理してるスタッフに聞きに行ったら、その日は、一人で仕事してて、ちょうどお客さん対応中だったので、5分待ってくれたら、開けてあげるわって言ってくれた様で、お天気も良かったので、私達は、外で待ちました。

  


目の前が聖ピーター教会です。
実は、ここのチャーチホールは、この聖ピーター教会のチャーチホールではなく、別の教会のチャーチホールの様です。



外で待ってる間、なんか動物の鳴き声が聞こえるなって思ったら、近所の家のワンちゃんでした。鎖で繋がれているけど、この塀まで登れる様です。
写真は1匹ですが、実は、2匹もいたんですよ。

5分は、とっくに過ぎ、なかなかスタッフ出てこなくて、やっぱりイギリス時間の5分か?ってボンと言ってたんだけど、別のお客さんが来ちゃってて、そっちの対応中でした。
でも、その後、スタッフに確認に行ったら、すっかり忘れてたそう
結局15~20分位待ちました。



なんて事はない、ただの広いホールです。
前回来た時は、雨降ってて、寒かったけど、この日は、お天気も良かったから、窓から光が差し込んでて、とっても明るかったです。



ちょうど階段になってるところの手前辺りが、実際にジョンとポールが出会った場所だそうです。
今回もここで3人並んで写真撮ってもらいました。



こちらは、前回来た時は気付かなかったのか、新しい展示だったのか、実は、ジョン・レノンが、描いて友達(当時13歳)にプレゼントした絵だったそうですが、これがイエローサブマリンの原型だったのでは?と考えられている様です。
ちょっと光って、見えにくいですね。
(他の展示物は、以前の記事で紹介しているので、興味のある方はこちらから)



後、こちらも前回は、気付かなかった写真ですが、聖ピーター教会の内部写真です。
いつも教会は、一般公開していないのか、鍵がかかってて、中には入った事がないんですが、内部も素敵ですね。

今回は、忙しい中、わざわざ開けてもらって、中を見せてもらったので、ここで販売してるキーホルダーをPがお土産に購入しました。





次に訪れたのは、ストロベリーフィールド。
こちらは、ストロベリーフィールドと言う名の元孤児院だったところで、現在は閉鎖されていますが、私達の様にビートルズツアーでやってくる観光客も後を絶たないところです。





ブループラークも設置されていますが、こちらが、Mendipsと呼ばれるジョン・レノンの叔母ミミさんの家で、ジョンも子供の頃、ここに住んでいたので、ジョン・レノンの家として登録されています。



ジョンは、メンバーと集まってはよく、この玄関ホールでギターを弾いて、エコーを楽しんだりしてたそうです。

実は、今回、この家の中も見学してみたいねって、ツアーを事前にチェックしてみたんですが、ナショナルトラストが管理していて、事前オンラインでの予約が必要になり、このMendipsとポールマッカートニーが住んでた家の二つを見学できる様なんですが、金額は、大人一人£23.00(約4,000円)(ナショナルトラストのメンバーでも£9.50かかるそうです)でした。
そんな大きなマナーハウスを見る訳でもないのに、このチケットの高さに驚き、私達は、今回は中の見学はやめました。
昔、ナショナルトラストのメンバーになった事もあるんですが(メンバーになると通常、年間費を払うので、施設は無料で見学できる事になってます)、うちの近所はあまりナショナルトラストの管理がなくて、近場は見てしまったので、今はメンバーになってないんです。
でも、最近、湖水地方に行くことも増えてきて、湖水地方にもナショナルトラスト管理の場所が沢山あるから、今度、又、メンバーになって、その時には、このジョン・レノンの家も内部見学しようかなと思ってます。



こちら、ジョン・レノンの家のすぐ前の道路なんですが、ジョンのお母さんは、バスに乗ろうとしてか降りて、反対側のバス停の方へ道路を横切ろうとして、車にはねられて、亡くなったそうです。



お次は、ペニーレーンです。

  


このストリート名と一緒に写真撮影する人多いと思うんですが、そうすると、壁からキリンが首を伸ばしてるのが見えます。
壁の後ろに回ってみたら、実は、親子のキリンでした。
子供のキリンさん、よく見ないと気づかないですよね。

ペニーレーンは、他にも見所がありますが、今回は車窓から見ただけだったので、写真には撮ってません。後、ジョンとジョージが通ってた学校等も見て回りました。(興味のある方は、こちらから)

ビートルズツアーもう少し続きます。