Good Fridayにフィッシュ＆チップスを食べに行ったLythamと言う町。
海沿いにあるちょっと高級なこじんまりしたシーリゾートで、シンボルマークの風車が目を引きます。隣町がSt Annesで、Lythamと一緒に成長してきた町で、よくLytham St Annesとくっつけて呼ばれています。
この海岸をそのまま北に進むとBlackpoolに続きます。
メインストリートには、カフェやチャリティーショップも何軒もあり、八百屋さんや魚屋さん、服屋さん、靴屋さん、ギフトショップなどが並んでいます。
この角の建物
は、図書館でした。
先日行った、フィッシュ&チップスもこのメインのストリートにあります。
ここは、海沿いの町なので、魚屋さんも新鮮な魚が並んでます。
ちょうどこんな素敵な建物の向かい側位ですかね。
こちらでは、ムール貝は安く買えるのですが、あさりは滅多に見かけません。
でも、ここのお店には、あさりやロブスター
も並んでました。
ただ、ちょっとお値段高め・・・
そして、
新鮮なんですが、それでもお刺身にできそうな新鮮さではないんですよね。
それが、ちょっと残念
Lythamのランドマークにもなってる風車は、海沿いに大きくそびえたっています。
今年は寒い日が続いてたので、まだちょっと早かったけど、ここは水仙がいっぱい植えられていて、満開の時にはフラワーロードになって、緑と黄色のコントラストがすごくいい感じなんです。
こんな感じです。
どうですか？
いつもは、3月後半には、こんなに水仙が満開になってるんですけどね。
この週末から、少し暖かくなってきたから(今日は9℃でした）、そろそろ満開になってるかもしれないですね。
海沿いだから、いつも風が強いけど、天気も良かったし、祝日だったので、沢山人が来てました。
遠くには凧が飛んでるのも見えました。
）
イギリス北部の海は、残念ながら、あんまり綺麗じゃないんですよね。
そして、浅瀬で汐の引きが早く、時間帯によってはかなり遠くまで水がなかったり・・・
でも、こんなプロムナードもあって、犬を連れて散歩する人や、ベンチに座って休むカップルなんかもいたりします。
風車の隣にある小屋は、救命ボートの小屋のようでしたが、今も使われているのかは不明です。
この屋根についてた風見鶏（風見魚
）がなんだか可愛いかったです。
この日は、なんと風車の中の展示室も一般公開してました。
今まで何度かLythyamには来てたけど、中に入れるのは知りませんでした。
ボンは子供の頃に入った事があったようですが。
せっかくなので、ちょっとだけ中も覗いてきました。
こんな階段を上って行くと、大きな歯車があって、更に上に上ると、今度は向きの違う歯車がありました。
この風車は、小麦を挽くための風車だったようなので、風力で、この大きな歯車を回してたんですね。
色んなパネルにどうやって、この風車を動かして、小麦を挽いていたか等、紹介されてました。
一番下の階には、昔の様子を再現したものが展示されてて、
漁師さんの家？
Lythamは、BC600年頃から、シーリゾートとして発展するまで、魚とエビの漁で栄えてきた町だったようです。
1800年代に建てられたこの風車は、1919年の大疾風により、火が付き、内部の木造部分が焼けてしまって、中は、空っぽになっており、1921年にカウンシルに引き取られ、1989年に内部をリフォームして、一般公開するようになったみたいで、現在は、カウンシルとLytham Heritage groupで管理されています。
意外と中は綺麗だなぁって思ったのは、リフォームされてたからなんですね。
外から見るのと、中から見るのとではだいぶ印象も違ったので、内部も見れてラッキーでした。
シーリゾートと言っても日本人の想像するリゾートとはだいぶ違いますが、こちらの人達は、ちょっと天気のいい日や、お休みの日に、こんな海沿いへ来て、のんびりお散歩したりする人が多いんです。
Blackpoolも昔はリゾートとして、栄えてたようですが、今はちょっとさびれてしまったので、私はLythamやSt Annesの方が好きな町並みでもあります。
もし、Lythamへ来る機会があったら（日本からの観光じゃ、ほとんどないと思いますが）、是非、美味しいと評判のFish&Chipsも食べてみて下さいね～。