去る2021年10月22日から1泊で、日頃瞑想やエネルギーワークを教わっている大島ケンスケさん主催のリトリートに初めて参加させて頂いた。



今回の開催場所は山梨県、北杜市は清里。


小淵沢駅から小海線で山深くを登って行った。



「清泉寮」泊。

標高は1400メートル!

気温はこの時期で、もう最低気温は0度まで下がる気候。


ここは八ケ岳のふもとだ。 


冷たい空気が肺に入って、寒いけれども清々しさがあった。


私自身は人生初のリトリートだった。



普段の日常から離れた別世界で、


ケンスケさんのよく響く、落ち着いた低い声の誘導で深く瞑想をしたり、


お話をお聞きしたり、


参加者の皆さんと楽しく話して、食べて飲んで、


露天風呂に浸かり、暖炉の炎で暖まる。



時々会話が途切れても、暖炉の静寂と焰を眺めながらそれを楽しむ…。


特別なアクティビティというよりも、

極めて自然で穏やかな、ゆったりとした時間が流れていた。


静かな時間、自分の為の時間。

そして、気の合う仲間と過ごす大切な時間が流れていた。


普段の自分の日常で大切にしていることを話すことで共有する…。


そして、言葉はなくても、語らなくても、相手を見て、感じることの大切さに改めて気付かされた。


こんな風にもっと自然と在りたいと思った。

お神楽の笛の演奏で山の小鳥たちも一緒に歌い、

皆それぞれの静寂の中で自然と交流していたように感じられた。

自然の清らかな川の上を木の葉が流れているのを眺めながら、自然界の揺るぎない「流れ」を感じながら、


木々達に感謝とエールを捧げ、

山の力強さに畏敬の念を表す…。

遠くの雄大な嶺の頂きと、

足元の小さな木の葉。

世界は全て繫がっている。


今回のリトリートのお話の中で出てきた東洋思想の五行、


木→火→土→金→水


の世界を体感することができて、


それを自分の中に落とし込む。



自分と他者の日常がほんの少し開き、混ざり合う…。



個人的には五行を意識することは、あらゆることに通じ、応用できる大切なことだと感じている。


(ベニテングダケ??)


触り心地のよい布地や、


毎日のお茶入れの習慣、


美味しい沢の水を汲みにいく日常、


新しい習慣から得た気付き…。



全て自分自身を労り、些細な豊かさを幸せと享受できる喜びだ。


改めて自分を振り返り、自分を知る旅だった。


リアルで会って得る情報の豊かさは、拙い言葉では表しきれないものがある。


(マムシグサの実)


これを書いている今はリトリートから数日が経っている。


参加者の方がその時に知った自分が取り入れてみたい事を実践していると知って、自分とも行動がシンクロナイズしていた。


普段は中々会えない方達だけども、嬉しい繋がりとエネルギー交換が確かにあったと感じた。


ステキなリトリート企画をしてくださったケンスケさんに感謝を述べると共に、またの機会を参加者一同が望んだであろうことは想像に難くない。


そうなることを信じて、筆を置くこととする。


ケンスケさん、本当にありがとうございました。またの機会を楽しみにしています。