土曜日、友人とランチするために電車に乗って出かけた。
その帰り、別の用事を思い出し途中下車した。
降りた駅は急行も快速も止まる結構大きな駅。
たまたま私が乗っていた車両が降りた駅の改札口から一番遠くて
改札口に向かう人の最後尾にいたせいか、改札口に向かう人の流れと動きがよく見えていた。
その中に白杖を持った人がいた。
見る感じ、最近だんだん見えなくなってきたのか、急にみえなくなってきたのかわからないけど、白杖の使い方に慣れていないというか、使い方がとてもぎこちなかった。
一瞬見るだけで白杖の使い方がぎこちないとか今困っているんだろうな、苦労してるんだろうなってわかるだろうに誰も気にかけないのか、声さえかけようとしない。
私は見ていて、大丈夫かな困ってないかなとか色々心配になり、その人に声を掛けた。
『良かったら改札口まで一緒に行きましょう』
その人は開口一番、
『助かります!!!肩貸してください!』とハキハキした口調で言いながら私の肩に手を置いた。
あぁやっぱり困っていたんだって思った。
声を掛けて良かったって思った。
その人と一緒にエスカレーターに乗り改札に向かった。
エスカレーターから降りるとき、コーナーを曲がるとき、改札を出るとき、その都度声を掛けながら移動した。
改札口を出て私のサポートは終わりと思ったけど、地上出口まで同じ方向ということがわかり、地上に出るまで一緒に歩いた。
その人はそのあと駅前スーパーに行きたかったようだったので、ついでだし、すぐそこだしと思ってスーパーまで連れて行った。
その人は別れ際、
『親切にしてくれて本当にありがとうございます。助かりました。今日は良い一日になりました』と言ってくれた。
私は、感謝されることをしたと思っていないので
『いえいえ全然!困ったときはお互い様ですよ。気にしないでください。ではまたね~』
と言ってその場を後にした。
何が言いたいかって。
障害を持っている人に優しく出来る人が日本は少ないなって。
海外に行くと当たり前のように目にする光景なのに。
私も障害を抱えているから、経験上よくわかる。
日本人は人を助けるということに躊躇しているのか、人が見ているから声かけるの恥ずかしいなとか思っているのかわからないけど、本当は気が付いているのに気づかないフリをしたり無視したり躊躇している人が多いと思う。
自分が同じ立場だったらこうししてほしいと思わないかな?
自分だったらこうしてほしいなって思うことを人にもしてあげてほしいなって思った。
実際現実、目見えるし、耳聞こえるし、手足動かせるし、っていう人は何不自由していないからあまり深く考えたりしないのかもしれないけど、その当たり前にある現実が明日にはなくなるってこともあるよね。
当たり前にあるものが奇跡なんだって思えたら、人助けもすっと出来るんじゃないかなって。
もっともっと優しい世の中になってほしいな。
ではまた。
Hope you have a wonderful day!
