ダスティン・ホフマンは、70年代「卒業」から始まり「真夜中のカーボーイ」等、個性派俳優として様々な作品に出演した。
この作品は有名なので、なんとなく知っていたが視聴したのは初めてだった。
ストーリーは、ナチの残党が戦時中ユダヤ人から奪ったダイアの争奪戦で身に覚えのない青年(ダスティン・ホフマン)が巻き込まれていというものだ。
なんと言っても印象的なのは、ローレンス・オリヴィエ演じるナチスの残党で歯医者でもある「ゼル博士」だ。袖に隠した刀で相手を素早く殺し、ダスティン・ホフマンを歯の治療具で拷問する。
個人的に気になったのは、ダスティン・ホフマンのお兄さんを演じた俳優さんだ。顔に見覚えがあるので誰だろうと思ったが、ロイ・シャイダーだったのですね。「ジョーズ」でサメと戦う署長さんでした。
タイトルの「マラソンマン」は、作品を視聴してからも何故この題名なのか分からなかった。また、付き合った女性が実はナチの残党の手先だったというのも、一生懸命にアタックしたのは、ダスティン・ホフマン側だったので、その点でも違和感があります。
YouTubeの予告編を貼り付けましたが、この予告編は作品のムードとかなり違っていると思う。
NHKBSで視聴