エリック・クラプトンがデレク・アンド・ザ・ドミノス時代にリリースしたアルバム。
何と言っても、あの有名なタイトル曲「いとしのレイラ」が収録されている。
このバンド、デレクさんもドミノスさんも居ないのに何でこの名前なのと気になってしまう。
正式名称はドミノスの前にザという冠詞がついているからドミノスがバンド名ということが分かる。
ハナ肇とクレージーキャッツやもんた&ブラザースと同じである。
デレクはクラプトンの別名であり、ドミノスは「ダイナミックス」という名前にしようと思ったが間違えて
ドミノスと紹介されたので、そのままバンド名にした(?)という嘘の様なホントの話があるそうだ。
では、レイラって誰なのというとクラプトンの親友のジョージ・ハリスンの奥さんだそうだ。
特徴的なジャケットの絵もフランス人の画家の作品だそうだが、その奥さんと似ているので
採用したらしい。親友の奥さんへの横恋慕だから歌詞も「跪いて相手の女性に愛を乞う。」という
ひたすらに女々しい内容になっている。
その後、クラプトンは念願かなって、その女性と結婚するのだが最終的には離婚してしまう。
詳しいことは「エリック・クラプトン自伝」をお読みください。
そんなことには関わりなく、曲を楽しんだらよいと思います。