東京の恵比寿には、高橋という非常にお節介な店主がいる和食の居酒屋がある。 -20ページ目

東京の恵比寿には、高橋という非常にお節介な店主がいる和食の居酒屋がある。


恵比寿の駅前に格別な和食と銘酒を愉しめる店がひっそりと佇んでいる。
そこは「Wafu Dining Bar 欒 -Lan-」というド和食な居酒屋。

そこの公的なお知らせと、お節介な店主の私的すぎる小話を織り交ぜつつお届けします。

ほら、誕生日とか記念日で主役にケーキとかを出してあげるやつですよ。

これって大抵の場合がどこかに違和感が出ちゃうんですよねー。

「何かを気づかれないようにしてる気配が・・・」とかね。

でもそこは基本的にみんな大人。
気付いてないフリをするってのが暗黙の了解でしょう。


だからこそサプライズ企画をお願いされるといつも考え込みます。

もちろんちーっとも気付かないような、またはそんなことを自分がしてもらえるなんて夢にも思ってないような・・・。
そんな状況だったら普通にやればちゃんと成功します。
こんな言い方も変ですが、はっきり言って「簡単」です。


例えばこんなんとかね。


「でも例えば会社の部署で誰かの送別会があるたびにサプライズがあった。
だから今回自分の時もあるだろうな。」

なんて状況だとやっぱり予想できちゃうじゃないですか。


だから今までの経験から想定できちゃうようなサプライズとは一線を画したいんですよね。
もっと言えば王道は踏まえつつ、さらに+αをやってあげたいんです。

まぁもちろんできることとできないことはありますけどね。


だからオリジナリティのあるサプライズを考えちゃんですよ。

でも忙しく働いている最中でできることは限られます。
そればっかりにかまけて、他のお客さんに迷惑かけてたら本末転倒ですからね。


そしてそれを実現するためには、幹事さんの協力が必要不可欠になります。
「今回はどんなシチュエーションで」
「どんな趣旨のサプライズで」
「参加者たちはどういったキャラで」
「当日の流れはおそらくこんなで」
「どのタイミングが効果的で」
「どんな演出がマッチするのか」
なんてことを、本当は細か~く打ち合わせできればいいんですけどね。

実際は必要最低限の情報で、結局手堅いパターンを取らざるを得ない場合が多いです。


・・・でもそれだけじゃ物足りないんですよねー。

誰がって?


私がですよ(笑)


もっと喜ばせたいんですよ。

そして心の中でドヤ顔したいんですよ。

だからもっと皆さん、遠慮なんてしないでガンガン相談して下さいね。

少なくとも私、つまりは当店「欒-Lan-」はそれを望んでますので。


ドンと来い!ってことです。

「何だか急に暖かくなってきたな~」
と思ってた矢先、
「何だか急に冷え込むな~」
となる。

う~ん、春ですね。
皆さん風邪なんか引かないように気をつけてくださいね。


さて、年明け過ぎの初春からですかね、当店では「春を告げる魚」でお馴染みの
「白魚(しらーうお)」や「素魚(しろーうお)」
をお客様に楽しんでいただく日が多いです。

でもこの二種類の魚、結構同じ魚だと思ってる人が多いですよね。

知らなかった人はせっかうなのでここで一つお勉強しましょう。

まずは根本的な話から。

白魚(しらうお)はサケ目シラウオ科、素魚(しろうお)はスズキ目ハゼ科のお魚なんです。
だから実は仲間でも何でもないんですよね。


※なんで「素」と「魚」で「しろうお」なの?と思ったあなた、
 「素人」で「しろうと」って読むからだって無理やり納得して下さい。

見比べるとこんな感じ。

白魚(しらうお)


素魚(しろうお)


白魚(しらうお)は今では霞ヶ浦や有明で漁獲されていますが、昔々の江戸の時代には、白魚漁は江戸の風物詩だったそうですよ。

何でも徳川家康の超お気に入りだったみたいで、わざわざ白魚漁をする為の土地と漁師を集めちゃったくらい。
そしてその土地ってのが佃島で、これが築地市場のルーツだったりするんですよね。
しかも白魚には徳川家の葵の家紋が入っているということで、毎年最初の白魚を献上して家康はじ春の訪れと自身の栄華を同時に味わったそうな。
ま、何のことはないんですけどね。
ただ獲れたての白魚は身が半透明だから脳味噌が透けてただけの話ですから。


そして素魚(しろうお)と言えば皆が真っ先に連想するであろう食べ方が「博多名物!素魚の踊り食い」ではないでしょうか?
そしてこの食べ方には「いさざ」って料理名がちゃんとあったんですよ。
私も調べるまで知りませんでした。

春先には欒-Lan-でも何回か「いさざ」を用意したんですが、チャレンジしてくれたのは一部の人達だけでしたね。
まぁ自分の店で出しておいてこんなことを言うのも何ですが、踊り食いは私自身も苦手だし、他の料理にした方が絶対に美味いと思います(笑)


ちなみに白魚(しらうお)も素魚(しろうお)も、基本的に料理方法はほとんど一緒です。
椀種、酢の物、和え物、煮物、卵とじ、かき揚げ、天婦羅、寿司の軍艦とかですね。

ちょっと覚えておくと飲み屋でちょっぴり尊敬してもらえそうな小話でした。
今日来ていただいた常連のお客さんと話したこと。

それは 背筋姿勢 のこと。

皆さん、背筋は伸ばしてますか?
常に姿勢は正してますか?

これですね、人によっては「そんなの疲れるから無理」って言うんですけど、これが身についていてデフォルトになっている側からすると、「なんでわざわざ疲れるのに猫背にしてるの?」って話になっちゃうんですよ。

オレ自身も背筋は伸ばす方が楽な側でして、よくお客さんから「姿勢いいよね」と言われます。
その度にこんなこと熱弁しちゃうわけですよ。

「誰だって重い頭部が体の一番上ですよね?」
「それを支えているのはその細くて頼りない首ですよね?」
「その首は背骨の上に乗っかってますよね?」
「その背骨は複数のパーツが縦につながってますよね?」
「だったら全部を一直線にした方が余計な力使わないから楽じゃないですか?」

・・・とまぁ、こんな感じですわ。


例えばこの文字

 
これって支え合ってはいるけど、実際それぞれの棒からしたら不安定極まりなくて、無理な姿勢を保ってるからきっと全身プルプルしてますよ。
物理学で言ったら付加のベクトルがあっちこっち向いてます。
つまり猫背とかはこんな感じ。
だから首も肩もこるんですよね。

次はこの文字

  I
付加のベクトルは上と下の2つだけ。
どう考えてもこれが一番負担が少ないでしょう?
これが背筋を伸ばしてる感じ。
だから首にも肩にも負担が一番少ないんです。


あとですね、これが姿勢を美しく保つことの最大のメリットだと思うんですが、
男性も女性も姿勢が良いととにかく


格好イイ!

一番に言いたいのはこれですよ。

ファッションショーでモデルが猫背だったら誰もその人が着てる服になんて憧れませんよ。


あと更にもう一つ、

姿勢が良いと仕事ができそう!

これも絶対あると思いませんか?

皆さん「エリート」な人物をイメージしてみて下さい。

・・・ほら、その人は絶対に背筋は伸びまくってますよね?

同じくらい高い仕事処理能力があっても、猫背な人物だと「エリート」と言うより「実はああ見えて仕事ができる人」なんて微妙に残念な評価になりがちだと思うんです。


そして何を隠そう、オレは背筋がピン!とした人が大好きです。

多くの健全な男性が振り返りそうな、胸が大きくて露出度の高い格好をした若い女性と通りすがっても見向きもしないオレですが、無茶苦茶姿勢がいい人と通りすがったら男女構わず振り返らずにはいられないくらいです。

もし「モナリザ」がむっちゃ猫背だったら、きっと名画になってなくてただの「なんか薄気味悪いおばさん」になってますよ。

・・・あ、何だかただ自分の趣味を押し付けてるだけに聞こえてきましたね。
違いますよ、それくらい目を引く存在になれるって言いたいんです。


ほらほら、そんなに猫背でいたら脳が進化す続ける過程で二足歩行の生き物として進化してきたのに、その内また四足歩行の生き物になって脳が退化しちゃいますよー。