10代の頃好きだった先輩がいた
ひょうきんで皆をよく笑わせ
目立ちたがり屋で
頭が良かった。
顔がハンサムではないが
情熱的なところに
憧れていた女の子も
多かったはず。
10歳ほど離れていたので
歳の離れた大きいお兄さん
と言ったところだ。
よく可愛がってもらい
時々帰りに車で送ってもらったりした。
ある時
その先輩が結婚する
という噂がながれた。
えっ
ふぅーん、あの人と結婚するのか...
当時の私は
結婚という言葉がピンと来ず
その程度にしか思わなかったけど、
何となく、少し寂しくなるなあ
とは感じた。
それから、ずっーと歳月が流れ
最近なぜか
その先輩のことを思い出す。
思い詰めるほど
好き
と言う訳じゃなかったのに、
なんでかな...
ちょっとインナーチャイルドに
聞いてみよう。
私のインナーチャイルドは
幼稚園頃の子供で
威張ったような話し方が
滑稽なのですが...
心の中の
当時の私は
はにかんで立っている...
彼の事をどう思っている?...
「あのねー
私と結婚しなくっちゃいけないんだよー」
って、
つい吹き出してしまった。
当時全然そんな気なかったんだけど、
まあまあ