こんにちは ランテールです。

 

今日は、ビジネスマッチングの話題。

 

日産自動車は、音源可視化技術に関する特許の実施権をアコー(東京都八王子市)、マイクロネット(川崎市川崎区)の2社に供与するらしいです。

https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-38d144e67f3bedef1b961fff830eedde-190522-02-j?lang=ja-JP

 

対象となる特許権は記載がありませんが、おそらく特許第5776863号なのでしょう。

一言でいうと、可動式アームを持たせることで、広範囲にわたる周波数の音源探査に対応することができるマイクロフォンアレイの支持装置に関する技術です。

 

このマッチングには、行政のサポートが大きく貢献しています。

特に、川崎市は、2005年ごろから「川崎モデル」としてこのマッチング事業を推進しているので、今回のマッチングもその成果の一つですね。

http://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000017805.html

 

このマッチングによって、今後、自動車だけでなく、様々な分野にこの技術を応用されていくのでしょう。

 

大企業にはいわゆる休眠特許が沢山あり、この休眠特許の活用が以前から話題になっていますが、ぜひ互いにWin-Winとなった成功事例としてもらいたいものです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。