精巣腫瘍~再発~ 2クール10日目 | 精巣腫瘍に負けない!~20代で精巣がんになった夫の話~

精巣腫瘍に負けない!~20代で精巣がんになった夫の話~

同い年の夫くんが精巣腫瘍に!
闘病備忘録です。

現在は再発後の抗がん剤治療が終了し、再度経過観察となりました。

10月12日(金)、夫くんに一時外出許可が出た日です。(外泊ではない)

 

 

 

 

私は子どもと一緒に都内の実家に帰省中でしたので、この日は夫くんも私の実家に来ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

病院から私の実家までタクシーで来たのですが、夫くんは車酔いしたらしく、かなり気持ち悪そうでした。

 

 

 

 

※普段乗り物酔いすることはないので、これも抗がん剤の副作用なのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実家についても、子どもと遊ぶでもなく、私とおしゃべりするでもなく、夫くんは疲労と気持ち悪さのためにただただ帰宅時間が来るまで布団に横になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院に戻る時間になってもフラフラ状態の夫くんが心配だったため、子どもを親に託し、私もタクシーで病院までついていくことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その帰りのタクシーの車内で、病院まであと10分という地点を走行中、突如夫くんは鼻血を出しながら嘔吐してしまいました。

 

 

 

 

 

 

驚いて夫くんが入院している病棟に状況報告の電話をしたところ、「そのままゆっくり戻ってきてください」とのことだったので、そのままタクシーでゆっくり病院まで戻りました。

 

 

 

 

 

 

※タクシーの方には本当に申し訳ないことをしました。

夫くんも運転手の方に何回も謝罪しておりました。

たまたま私がビニール袋を持っていたため、一回目嘔吐後は私のビニール袋を口にあてていましたが、タクシーの方からもかなり大きめのビニール袋を追加で渡されました。

 

車内嘔吐はたまにあることなのでしょうが、流石準備万端です。

次回タウシー乗車中で気分が優れない際は、遠慮なくビニール袋をお願いした方がお互いのためだと認識しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直こんなに辛そうなら今日は病院にいた方が良かったのではないかと思いましたが、それでも病室の閉鎖的な空気に耐えられなかったのでしょう。

 

 

夫くんを責めることはできませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘔吐後は少しスッキリした様で、おとなしく病室で横になっていましたので、汚れた洋服等々の処理をした後、私も帰路に就きました。