精巣腫瘍は、10万人に1人が疾患する、という珍しい病気。
そして悪性腫瘍のなかでは、若い男性(20代後半~30代前半)に疾患のピークがあることが特徴。
「10万人に1人」がどのくらい珍しいか…
現在2018年7月の日本人口が約1億2600万人。
うち男性が約6100万人。
さらに20代後半~30代前半の人口は1330万人。
その中の10万人に1人、と考えると、日本全体で現在133人しか疾患に掛かっていない。
「がん」という病気の患者数自体は、2016年のデータを見ると、10万人あたり男性は約800人、女性は約560人。
そう考えると、なんて確率でアタリを引いているんだろう、と思います。