要石 | 占いの館ランプのブログ

要石

鹿島神宮の森の中にある石
鹿島神が天降りの時にこの石に座したといい、地震のしずめともいう。
七日七晩掘っても根は深く土中にひろがりたどりつかない。

 私の霊的な感覚が大好きという友人に誘われて、私は数年前の朝、鹿島神宮に行きました。11月3日と記憶にあります。

 本院それから奥の院で手を合わせていたら女神様が現れ、その瞬間、私の足元にホルスタイン(牛)の白黒模様が絨毯のように奥へと敷かれたのでした。

 要石に呼ばれたかなとよぎりました。

 私達はくさなぎの剣でなまずに突き刺す石像をなるほどと見ながら行き進みますと、木の柵に囲われた『要石』がありました。

友人はこのときばかりと祝詞(のりと)をあげていました。

私も、と手を合わせた瞬間でした。

先程の石像が持っていたくさなぎの剣が要石を分断したのでした。

ゴゴォーという地響きとともに地が大きく割れ、どうなるかと思っていたら、そこに神代の宮のような神殿が現れ、地割れをせき止めたのでした。

さっそく友人にもその模様を話してあげました。

また彼は祝詞(のりと)をあげました。

なんと扉が閉じるように地が戻ったのです。

「祝詞」ってすごぉーいと友人を褒めました。

 私は地面に日本地図を書き、霊視してどこに地震が起こるのかを確かめようと思いました。

北海道に一本の薄いライン、宮城のライン・・・
地震が起きたなぁと思い出しました。

なんと伊豆半島のところから真っ直ぐ黒く太い線が伸びていました。新潟を貫いてです。
その翌年に新潟地震が起きました。

あとで知り合いの神主に「牛の模様が現れたんですけど・・・」と聞きましたら、鹿島はスサノオノミコトをも祭っていて、彼の別名は『牛頭天王』というのだと聞いて私は「おぉ~!」と叫んでいました。

要石はただの石ではないんですね。