ワシは昔から避けていた作家がいる。それはドストエフスキーだ(笑)。
いや~!これだけはてが出なかった。だって長い!紙の本にして分厚いし、その上に上下巻もある。
そして理由はまだある。ロシア文学あるあるのアレだ。他の悪化を読んでみて分かった。登場人物の名前だ。同じ人に名前がいくつもある。本名・別名・愛称。このニックネームが2つか、どうかしたら3つある(笑)。だからノートを用意してメモするしかない。どう考えても覚えられないから。
しかしまあ、この分厚い本の問題は解消された。そう、電子書籍である。これは便利だ。そんなに量が多くても、端末の重さは変わらない(笑)。実際、ワシは端末を購入した数年前から、人生で一番の読書量になっている。今までどれだけ手首に負担んがかかっていたことか(笑)。
話を戻そう。
そういう訳で、学生時代から避けていたドストエフスキーに手を出してみようと思った。そして最初の数ページで後悔した(笑)。
まず、前述のように名前が多い(笑)。まあこれは予想できたのでいいとしよう。しかしこの登場人物が多いこと多いこと!3分の1を読んだところで50人くらい出てくる!最終的には97人だった。
これをとにかく逐一メモした。何となく端役じゃないかと思った人でも書いた。後にストーリーに絡む重要人物になったら困るから(笑)。B5のノートで10ページになった。
まあそれはいい。次に困ったのは、話の構成が複雑で、ストーリーが追いにくいのである。大体「彼」と書いてあったら、大体の小説は誰の事かは分かる。ワシは国語が得意だったから、読解力の問題は得意だった。だから『彼』『彼女』は誰の事かは分かる。
しかしドストは違う。書き方が複雑すぎて、誰の事かが分からないのである。そのシーンの登場人物が多いと言うのが最大の理由であろう。そのセリフが誰の事かが分からないこともある。ちゃんと名前さえ書いといてくれればいいのだが
『そのウオツカで酔った老人は』
とか書くから、「そこは居酒屋のシーンじゃないか!誰もが酔ってるわ!ちゃんと名前を書け!」と、本にツッコミを何度も入れた(笑)。
そして最大の難関が、『そのシーンは必要?』というのがいっぱい出てくる。
ワシが一番疑問に思ったのが『大審問官』のシーンである。
しかも大審問官本人は出て来ない。イヴァンが作った劇詩を、彼の口から語られるだけである。
「これって意味あるか?」
と思って検索したら、最も重要なシーンですと!もうこれだけを解説したブログや、何やったら本まで出てくる(笑)。Wikipediaでも『カラマーゾフの兄弟』の項目と、それから『大審問官』が別に独立して項目がある。恐るべし。
まあ、そんなことは言っても、小説はミステリー仕立てになってるので、読み進めやすくはある。なんだかんだ言って読了はできるのである。
さて、ワシはもうちょい時間を置いて、大審問官を読み解くために再読して意図は思っている。
