前妻が入院して2か月経ち、年越しとなりました。
この時のお正月は、家族全員暗くて何も希望もなかったといいます。
延命治療をするという選択をすれば、この先ずっと治療を続けないといけないということ。
一度出した選択は途中で変更できないそうです。知っていましたか?
お金もかかるし、周りの家族も犠牲になる。
主人は延命治療をしないという選択を悩んで出しました。
3か月が経ち、一度も母親のお見舞いに行かなかったというより、見たくなかったので行けなかった小学5年生の長男が「お母さんのお見舞いに行きたい」と言ったそうです。
そして主人は息子を連れて行きました。
息子はなぜかわからないけどお母さんが呼んでいる、自分に会いたがっているような気がしたそうです。
大好きな息子がお見舞いに来ても、目を覚ますことはありませんでした。
この翌日に嫁は息をひきとりました。
悲しい別れとなりました。
あの事件の前日までは嫁は元気だったのですから・・・心構えなんてできていないはずです。
様子がおかしいと聞いて心配した姑が事件前日に遊びに来ても「お義母さん~また遊びにきてくださいね~」とずっと手を振り、姑の帰りを見送ったそうです。
姑は一度も嫁が豹変した姿は見ていなかったので、おばあさんの霊がのりうつった話を息子や孫二人が必死で説明しても「見ていないから信じられない」と言っていました。
主人は「正直言うとこれで終わった」とほっとしたといいます。
もう限界だったそうです。