2010年11月21日(日)
日付が変わり、0時40分にトイレへこもる
下痢の痛みがまだおさまらないし、痛みに波がある
もしかしてこれが陣痛というものなのか
赤ちゃんが下りる気配すらないと診断されたので油断していた
慌てて痛みの時間をメモする
10分間隔になれば電話くださいと「しおり」に書いてある
今は既に5~6分間隔ではないか
だが、我慢できる痛みなので陣痛ではないのかも?と様子を見ていたが2時頃になっても痛みはおさまらない。
隣で寝ていた姪を起こして「おばあちゃん呼んできて」と何回も頼んだ
だが、熟睡中で体を揺らしてもいっこうに目を覚ます気配がない
痛みの間隔が3分くらいになってきている
2Fで寝ている母親を携帯電話をかけて呼び出した
「もしかして陣痛かもしれないから病院連れて行って」と頼んだ
事前に病院に電話して今すぐに来てくださいと言われる
車で20分ほどの距離だが長く長く感じ、3時頃に到着する
明日には帝王切開の日を決めることになっていたから、陣痛ではなく流産なのか?
何がなんだかわからないまま診察を受ける
助産師士さんが「もう子宮口だいぶ開いてますよ~」と言うではないか
分娩台に乗ったまま剃毛される
隣にある陣痛を耐える部屋?みたいな所に連れて行かれて、浣腸される
普段なら恥ずかしいことだが、この時はどうにでもなれって感じだった
浣腸は初めての経験ですぐに効果があるのに驚いた
すぐにトイレへかけこもうとしたら、看護士に「あの~着替えはどこですか?」と聞かれる
私は便意を我慢しながら「ここのカバンに入っていますー」と平静を装って答える
心の中では「あ~もれるんだよ!後にしてくれ」と怒りで燃えていた