毎年春に日本全国で一斉に実施される環境保護キャンペーンの一環で、日本では1990年からはじまり今年で35年目です。ビーチクリーンアップは単に清掃をしておしまいではなく、集めたゴミを分析することで発生源からの対策・改善を目指そうというものです。これまでにも多くのことが明らかになり、ゴミ問題の改善に役立っています。たとえば須磨海岸は全面喫煙禁止で喫煙は指定場所以外では禁止になっています。たばこの吸い殻や空き缶などをぽい捨てしたりたんやつばを吐くことも禁止で、海水浴期間中須磨海岸は「ぽい捨て及び路上喫煙の防止に関する条例」による「ぽい捨て防止重点区域」に指定されます。2013年度(平成25年度)からは海水浴期間中、須磨海水浴場及び隣接する須磨海浜公園で、喫煙禁止の規定に違反した人から過料(1,000円)を徴収しています。

2023年秋の集合写真(クリーンアップ関西事務局のHPより)

 上の写真は昨年秋のビーチクリーンの時の集合写真です。子供連れの親子の参加も何組か見られます。1時間ほどのビーチクリーンですので気軽に参加できます。

 

●   実施要領(クリーンアップ関西事務局 (kansai-cleanup.org) H.P.より)

日時 4月28日(日) 10時集合

場所 JR須磨駅南側の砂浜エリア

持ち物 ペン、したじき、ゴミ袋、軍手、帽子、飲み水等 必要に応じて着用・持参

その他 参加費は無料、雨天時はゴミ集めのみとし、希望者だけでデータ調査実施。

    

プログラム
 10:00 全体説明・集合写真撮影 
 10:10 クリーンアップ開始 
 11:10 クリーンアップ終了 
 11:15 解散

 

以下のいずれかの場合は中止とさせていただきます。
 ・新型コロナウイルスその他で何らかの宣言等が実施されている場合。
 ・天候や現地状況等により、当日朝6時時点で実施不可と判断した場合
 ・その他、主催者側にて実施不可と判断した場合
本ホームページもしくはFacebookサイトにて、当日7時をめどに中止告知させていただく予定です。

○ 瀬戸内エリアは海ごみ対策の注目エリアです(プラスチック・スマートより)

  内海である瀬戸内海では、漂着したペットボトルの約9割が国内由来との調査結果があり、海ごみのほとんどが瀬戸内海地域に起因すると考えられます。そのため瀬戸内海地域は、自らの取組により
海ごみ問題が改善する可能性がある地域として、注目されているのです。

  瀬戸内海に流入する河川の流域自治体を含めて、瀬戸内海に関係する府県は14在ります。

 

「プラスチック・スマート」公式サイトでは、瀬戸内海に関係する14府県の取り組み事例を

紹介した特集ページを更新、公開しています。

https://a17.hm-f.jp/cc.php?t=M476073&c=98&d=e28d

 

 私達の現在の生活はプラスチックなしでは成り立ちません。それだからこそ海ごみに繋がるような行いは慎み、少しでもそれが減るような行いをしたいと思います。

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