ラ・メールは2018年1月のブログ配信から今日まで毎週1回の配信で気が付けば今日で300回を迎えました。
2021年10月の配信200回では、ラ・メールの生い立ち、グループの研究テーマにプラスチック問題を選択した意図、ブログ記載記事への反応と反応理由や読者の反応推移について述懐させて頂きました。
また、2022年10月の250回では、ブログ配信のテーマ別推移と所見や2022年の国別ランキングで日本のSDGs達成状況などについて言及しました。
今回も同じような報告になりますが、ブログ配信のテーマ別割合と年度別テーマ件数推移を表示します。
■読者、フォロワーの皆様へ
これまでブログで伝えしてきましたが、加速化した人類の進歩を後押ししたのは、金属よりも軽く、陶器のように割れることも紙のように破れることもなく、どんな形にもなり、誰でもが買える低価格といった数え切れない利点を持つプラスチックでした。
このプラスチックには大きな問題点がありました。それは天然素材と違って分解されて土にかえることがなく、地球環境(生物の多様性の喪失、気候変動、汚染と廃棄物など)にとって極めて厄介な物質なのです。
そして今、気付けば私たちはプラスチックに埋まった生活をしています。
身のまわりにはプラスチック製品が溢れ、何かを買えば、直ぐにゴミ箱行きになる使い捨てプラスチック製の容器や包装がついてきます。
プラスチックを発生源から減らそうという循環型経済を目指す動きが既に世界の各地で生まれおり、コロナ禍で一時的に後退することがありましたが、この動きを止めるわけにはいきません。
「私たちの世代が変えるしかない」とU15世代の若者たちが環境問題に挑戦し、企業もプラスチックを発生源から減らそうと循環型の製品開発に着手しています。こうした動きも究極的には「一人ひとりの行動」に行き着きます。
最初の一人の行動が多くの人の行動に結びついたとき大きな影響力を持ち、個人行動が周囲の人に伝播して行きます。
今世界各地で電撃的に加速しているゼロ・ウェイスト(そもそもごみを出さないと言う考え方)もその好例です。
ラ・メールのメンバーは高齢者でいつまでブログ継続できるか疑わしいですが、ラ・メールのブログが『環境に配慮した暮らしを考える』契機の一助となるよう配信を続けてまいります。読者、フォロアーの皆さんの応援よろしくお願い致します。
by 海士人