当時17歳だった息子の側弯症手術から2年10ヶ月が経ちました。
このブログのアクセス解析を見ると「側弯症 手術」で検索して来られる方が多いので
この夏休みに向けて手術に挑む方が多いのかなぁと思いました。
なので、側弯症発覚から手術までの経過と、手術後2年10ヶ月が経過した現在の様子をお話ししたいと思います。
これから手術に挑む方や、側弯症で治療中の方々の参考になればと思います。
側弯症が発覚したのが確か幼稚園年長さんか小学校1年生の頃。
きっかけは冬に風邪をひいて、当時小児ぜんそくを患っていたせいか咳がなかなか良くならず病院でレントゲンをとってもらったら「マイコプラズマ肺炎」でした。
肺が少し白くなっていたので大変なことだったのですが、それよりなによりそのレントゲンに写っていた息子の背骨にショックを受けました。
S字に曲がっていたのです。
その足で隣の整形外科を受診し「側弯症ですね」と。
その場ですぐに千葉大の整形外科の側弯科に紹介状を書いていただきました。
当時、千葉大には南先生という側弯症の名医のお医者様がいらっしゃいました。
それから小学校3年生まで経過観察していたのですが、コブ角の進行が「進行するタイプ」の側弯症だということが明確になり、コルセット治療が始まりました。
しかし、コルセットはとても窮屈で、体温が通常より1℃あがるという事でした。
人一倍暑がりで人一倍汗っかきの息子はコルセットがどうしても耐えられず、ちょくちょく自分で外してしまっていました。
そんな生活をしていたので検診のたびにコブ角は悪化していて。。。
ちゃんとコルセットを付けていなかったせいももちろんあると思いますが、先生は「コルセットをしていても進行性のタイプはどうしても悪化してしまうことが多いです。最終的に手術になることが多いです」と。
手術対象の角度になったら手術をしますという事でした。
その頃、当時の私のブログを見てある親子が我が家に尋ねてきました。
その子は息子と同い年で隣の地区に住んでいる子でした。
その子も側弯症でした。
その子の場合は息子よりも症状がひどく、赤ちゃんの頃から要手術という生まれつきの側弯症でした。
そして他の重い病気も併発していて、その病気の子はほとんどの場合側弯症になるという特殊な病気の子でした。
初めてあったときは小学校四年生でした。
そしてその子はもう今までに2~3回、側弯症の手術をしたというのです。
首の後ろのところから棒のような突起が見えました。
もちろん皮膚の下です。
その子の場合は成長期の手術なので、身長が伸びるたびに中の棒を伸ばしていかなくてはいけなくて、その「今後伸ばす部分」が飛び出ていたのです。
私も息子もその姿にかなりびっくりしてしまいましたが、その子は痛くもかゆくもないらしくとっても明るく元気でした。
「手術してよかったと思う?」と聞いたら「うん!コルセットすることに比べたら手術しちゃったほうが全然いいよ!」と。
「だって手術痛かったでしょう??」と聞くと「痛かったけど、痛いのは治るから。その時我慢すればあとはすごーく楽だから手術した方がいいよ!」というのです。
私も息子も目が点状態です。
こんなに小さい子が、「手術した方がいいよ!」と明るく元気に言うなんて。
手術、思っていたより痛くないのかなぁ??なんて思ってしまいました。
それでもなかなか踏み切れず、息子は中学生になり、反抗期に突入。
側弯症の事は時々思い出す程度になってしまいました。
ただ時々「体育のとき背中が痛かった」と言うので、そのたびにズキッと私の心が痛みました。
「どうしよう…痛みが出るくらいまで悪化してきているのかな…」そんなことを考えては、また日々の忙しさの中で忘れてしまう、そんな日々でした。
そして高校一年生のときに息子は留年。
留年の原因は、お恥ずかしながら「単位が足りなかった」です。
授業中に寝ていたり、提出物も出さないので内申点も無く留年です。
でももう一度一年生をやり直すのはいやだということで、都内の通信教育の高校へ転校という形を取りました。
3月の春休み期間中に病院を受診。
手術の予約を取るつもりで行きました。
診察の結果、「もう早急に手術しないとだめですね」と。
しかし夏休みは毎日のように手術の予約が入っているそうで、夏休み明けの9月にならないと手術できないとの事。
翌年の夏休みまで手術を待つ猶予は無いくらいのコブ角です。
学校の先生と相談し、9月に長期病欠の許可をいただきました。
そして、高額医療なんとかかんとかという制度があるそうで、名前を忘れてしまってすみません(^▽^;)
その制度を利用すると医療費がかなり安くなります。
でもそれは18歳まで。
息子は17歳なのでギリでした。
あとで治療費の欄を見たときにびっくりしたのですが・・・
通常だと300万前後のようでした。
それが10数万程度で済みました。
手術前の自己血採血と手術当日の様子、術後の様子は過去記事にUPしてありますのでそちらをご覧ください。
手術直後は「本当にこの痛みから解放される日が来るのだろうか、見当もつかない」というほどに何日も痛かったようです。
長時間に及ぶ大手術。いくら痛み止めを打っても飲んでもぜんぜん効かない。
いや、おそらく効いているんだろうけれど。
痛み止めを処方してもらってから数十分、いびきをかいて眠っていたりしてたので、効いてはいたんだと思います。
でもすぐに痛みで目を覚ましてしまう。
それほどに強い痛みなんですね。。
そりゃそうです。背中を40センチ近く切って、曲がって固く成長してしまった背骨を力を加えてまっすぐに矯正して、その背骨の左右に10本ずつネジを刺して固定するんですもの。
骨にボルトを刺すなんて、それだけでも痛いと思うのにそれが左右合わせて20本。
そこに背骨自身が本来の曲がっている位置に戻ろうとする力が加わるわけです。
そうさせまいとボルトたちがガッツリ抑えているんですから。
たぶん、息子の場合は相当痛かったと思います。
本来、側弯症は細身の女の子に多い病気なので、そういった子たちは背骨も華奢で柔軟性があるそうです。
矯正させるにもそんなに力を加えなくても素直に伸びてくれるそうです。
しかし息子の場合、男の子で17歳。決して華奢な方ではないので、背骨も太くがっちりしていたそうです。
なので強制させるのにかなり力がいったと先生がおっしゃってました。
だからかなり痛いんだと思います。
退院の日もまだまだ痛かったようでしたが、夜は眠れるようになっていました。
今は朝起きるときに時々背中や腰が痛くて起きるのがつらいというときもあります。
まったく普通の人と同じとはいかないかもしれませんが、手術をしてよかったと思っています。
今の息子は大学2年生になり、車の免許も普通に取って、学校まで車で通っています。
さすがに、高校3年生の時の体育の授業でスキーだったかスノボだったかがあったのですが、それは万が一転んだら怖いという事で病院の先生の許可も下りず、見学でした。
今年の夏休みには大学の何かの研修??かな?山登りがあるそうです。
「大丈夫なの??」と聞くと「たぶん大丈夫!!」と元気に答えていました。
本人行く気満々です。
普通の人とはちょっと違うんだから、くれぐれも無理をしないようにと言いました。
あと、バイクの中型免許も取りに教習所に通っています。
可愛い彼女も出来ました(笑
これから側弯症の手術を控えているみなさん、
大丈夫ですよ(o^-')b
手術の後、ちょっと痛い期間があるけれど、その痛みは毎日確実に減っていきます。
昨日より今日の方が痛くなくなってます。
そして今日より明日はもう少し痛みが軽くなっています。
少しずつだけど、もう後は良くなっていくだけなんです。
側弯症の手術は大手術です。
人生で一番の頑張りどころです。
時間は確実に過ぎていきます。
長く感じても短く感じても確実に過ぎていきます。
だから大丈夫ですよ(^_^)v 頑張ってくださいね(*^ー^)ノ
このブログのアクセス解析を見ると「側弯症 手術」で検索して来られる方が多いので
この夏休みに向けて手術に挑む方が多いのかなぁと思いました。
なので、側弯症発覚から手術までの経過と、手術後2年10ヶ月が経過した現在の様子をお話ししたいと思います。
これから手術に挑む方や、側弯症で治療中の方々の参考になればと思います。
側弯症が発覚したのが確か幼稚園年長さんか小学校1年生の頃。
きっかけは冬に風邪をひいて、当時小児ぜんそくを患っていたせいか咳がなかなか良くならず病院でレントゲンをとってもらったら「マイコプラズマ肺炎」でした。
肺が少し白くなっていたので大変なことだったのですが、それよりなによりそのレントゲンに写っていた息子の背骨にショックを受けました。
S字に曲がっていたのです。
その足で隣の整形外科を受診し「側弯症ですね」と。
その場ですぐに千葉大の整形外科の側弯科に紹介状を書いていただきました。
当時、千葉大には南先生という側弯症の名医のお医者様がいらっしゃいました。
それから小学校3年生まで経過観察していたのですが、コブ角の進行が「進行するタイプ」の側弯症だということが明確になり、コルセット治療が始まりました。
しかし、コルセットはとても窮屈で、体温が通常より1℃あがるという事でした。
人一倍暑がりで人一倍汗っかきの息子はコルセットがどうしても耐えられず、ちょくちょく自分で外してしまっていました。
そんな生活をしていたので検診のたびにコブ角は悪化していて。。。
ちゃんとコルセットを付けていなかったせいももちろんあると思いますが、先生は「コルセットをしていても進行性のタイプはどうしても悪化してしまうことが多いです。最終的に手術になることが多いです」と。
手術対象の角度になったら手術をしますという事でした。
その頃、当時の私のブログを見てある親子が我が家に尋ねてきました。
その子は息子と同い年で隣の地区に住んでいる子でした。
その子も側弯症でした。
その子の場合は息子よりも症状がひどく、赤ちゃんの頃から要手術という生まれつきの側弯症でした。
そして他の重い病気も併発していて、その病気の子はほとんどの場合側弯症になるという特殊な病気の子でした。
初めてあったときは小学校四年生でした。
そしてその子はもう今までに2~3回、側弯症の手術をしたというのです。
首の後ろのところから棒のような突起が見えました。
もちろん皮膚の下です。
その子の場合は成長期の手術なので、身長が伸びるたびに中の棒を伸ばしていかなくてはいけなくて、その「今後伸ばす部分」が飛び出ていたのです。
私も息子もその姿にかなりびっくりしてしまいましたが、その子は痛くもかゆくもないらしくとっても明るく元気でした。
「手術してよかったと思う?」と聞いたら「うん!コルセットすることに比べたら手術しちゃったほうが全然いいよ!」と。
「だって手術痛かったでしょう??」と聞くと「痛かったけど、痛いのは治るから。その時我慢すればあとはすごーく楽だから手術した方がいいよ!」というのです。
私も息子も目が点状態です。
こんなに小さい子が、「手術した方がいいよ!」と明るく元気に言うなんて。
手術、思っていたより痛くないのかなぁ??なんて思ってしまいました。
それでもなかなか踏み切れず、息子は中学生になり、反抗期に突入。
側弯症の事は時々思い出す程度になってしまいました。
ただ時々「体育のとき背中が痛かった」と言うので、そのたびにズキッと私の心が痛みました。
「どうしよう…痛みが出るくらいまで悪化してきているのかな…」そんなことを考えては、また日々の忙しさの中で忘れてしまう、そんな日々でした。
そして高校一年生のときに息子は留年。
留年の原因は、お恥ずかしながら「単位が足りなかった」です。
授業中に寝ていたり、提出物も出さないので内申点も無く留年です。
でももう一度一年生をやり直すのはいやだということで、都内の通信教育の高校へ転校という形を取りました。
3月の春休み期間中に病院を受診。
手術の予約を取るつもりで行きました。
診察の結果、「もう早急に手術しないとだめですね」と。
しかし夏休みは毎日のように手術の予約が入っているそうで、夏休み明けの9月にならないと手術できないとの事。
翌年の夏休みまで手術を待つ猶予は無いくらいのコブ角です。
学校の先生と相談し、9月に長期病欠の許可をいただきました。
そして、高額医療なんとかかんとかという制度があるそうで、名前を忘れてしまってすみません(^▽^;)
その制度を利用すると医療費がかなり安くなります。
でもそれは18歳まで。
息子は17歳なのでギリでした。
あとで治療費の欄を見たときにびっくりしたのですが・・・
通常だと300万前後のようでした。
それが10数万程度で済みました。
手術前の自己血採血と手術当日の様子、術後の様子は過去記事にUPしてありますのでそちらをご覧ください。
手術直後は「本当にこの痛みから解放される日が来るのだろうか、見当もつかない」というほどに何日も痛かったようです。
長時間に及ぶ大手術。いくら痛み止めを打っても飲んでもぜんぜん効かない。
いや、おそらく効いているんだろうけれど。
痛み止めを処方してもらってから数十分、いびきをかいて眠っていたりしてたので、効いてはいたんだと思います。
でもすぐに痛みで目を覚ましてしまう。
それほどに強い痛みなんですね。。
そりゃそうです。背中を40センチ近く切って、曲がって固く成長してしまった背骨を力を加えてまっすぐに矯正して、その背骨の左右に10本ずつネジを刺して固定するんですもの。
骨にボルトを刺すなんて、それだけでも痛いと思うのにそれが左右合わせて20本。
そこに背骨自身が本来の曲がっている位置に戻ろうとする力が加わるわけです。
そうさせまいとボルトたちがガッツリ抑えているんですから。
たぶん、息子の場合は相当痛かったと思います。
本来、側弯症は細身の女の子に多い病気なので、そういった子たちは背骨も華奢で柔軟性があるそうです。
矯正させるにもそんなに力を加えなくても素直に伸びてくれるそうです。
しかし息子の場合、男の子で17歳。決して華奢な方ではないので、背骨も太くがっちりしていたそうです。
なので強制させるのにかなり力がいったと先生がおっしゃってました。
だからかなり痛いんだと思います。
退院の日もまだまだ痛かったようでしたが、夜は眠れるようになっていました。
今は朝起きるときに時々背中や腰が痛くて起きるのがつらいというときもあります。
まったく普通の人と同じとはいかないかもしれませんが、手術をしてよかったと思っています。
今の息子は大学2年生になり、車の免許も普通に取って、学校まで車で通っています。
さすがに、高校3年生の時の体育の授業でスキーだったかスノボだったかがあったのですが、それは万が一転んだら怖いという事で病院の先生の許可も下りず、見学でした。
今年の夏休みには大学の何かの研修??かな?山登りがあるそうです。
「大丈夫なの??」と聞くと「たぶん大丈夫!!」と元気に答えていました。
本人行く気満々です。
普通の人とはちょっと違うんだから、くれぐれも無理をしないようにと言いました。
あと、バイクの中型免許も取りに教習所に通っています。
可愛い彼女も出来ました(笑
これから側弯症の手術を控えているみなさん、
大丈夫ですよ(o^-')b
手術の後、ちょっと痛い期間があるけれど、その痛みは毎日確実に減っていきます。
昨日より今日の方が痛くなくなってます。
そして今日より明日はもう少し痛みが軽くなっています。
少しずつだけど、もう後は良くなっていくだけなんです。
側弯症の手術は大手術です。
人生で一番の頑張りどころです。
時間は確実に過ぎていきます。
長く感じても短く感じても確実に過ぎていきます。
だから大丈夫ですよ(^_^)v 頑張ってくださいね(*^ー^)ノ