病院と家との往復で多忙な日々を過ごしていて、ブログが更新できませんでした。

これまでの経過をまとめて書きたいと思います。

先日の自己血採血1回目のあと、土日祝日は病院で検査も無いため一時帰宅していました。
風邪などの感染症を避けるため人ごみへの外出は控えるよう注意をいただき、
家で過ごしていました。 ちょこっと友達のところへ遊びに行ったりもしていましたね。

翌週2回目・3回目の自己血採血も無事終わり、400ccを3パック確保できました。
やはりそれだけ血液を採ると鉄分が不足するようで、毎日鉄剤を服用していましたが
それでも足りず、注射もしました。



9月26日手術前日
この日は午後9時以降何も食べてはいけないということで、夕飯に息子の好きな
肉巻きを作って持って行きました。

$SILVER MOON * ANNEX

病院食は口に合わないようで。。。
肉巻きはお茶碗2杯分をペロリとたいらげました(笑

そして前日は下剤を飲んでおなかの中を空っぽ状態に。

手術前日18:30に「手術の説明」を先生から受けました。
このときはおばあちゃんも一緒でした。

息子の背中のレントゲン写真を初めて見て、おばあちゃんはかなりショックを受けていたよう。

息子の背骨はS字に曲がっていて角度はきついところで60度ちょっと。
手術ではそれを40度くらいまで矯正するのが目標だそうです。
「手術をしないといけませんね」といわれるのが43~45度。
手術をしなくても大丈夫なところまで持っていくのが目標だと先生は仰っていました。

もう少し年齢が低ければ、骨も柔らかいから矯正が効いたかも知れないけど
息子は16歳で男の子なので、背骨も硬くしっかりしていたそうです。
硬いとやはり矯正できる範囲が限られるそうです。

この病気は痩せ型の女の子に多い病気なので、痩せ型の女の子は骨も細く柔らかいそうで。
まっすぐにする事に重視して力を加えすぎると背骨の中を走っている神経を伸ばしてしまったり
無理に力を加えて損傷してしまうと麻痺などの重大な後遺症が残ってしまうので
その辺を踏まえたうえで出来る限りの範囲での矯正をするそうです。

万が一、手術をしなかった場合、大抵の側わん症は1、成長期が終わっても年に1度ずつ進行するといわれているそうです。
ということは、息子の場合、既に60度だから1年に1度ずつ進行すると40年で40度。
働き盛りの頃に100度も背中が曲がっていたら・・・。
体系がおかしくなって普通の洋服が着れないのはもちろん、毎日の頭痛肩こり腰痛、
背骨はねじれながら曲がっていくので肋骨が肺や心臓を突き破るようになってしまう事も。

なので今手術をする必要があるのです。

整体で側わんしょうを治すとかよく耳にしますが、
側わんしょうは人それぞれ進行の度合いが違います。
進行しない人もいれば、進行する人も居ます。
整体でよくなると言うのは「進行しない人」なのでしょうね。
進行する人は整体では良くなるどころか悪化します。
息子も数年整体に通い続けていました。

藁にもすがる思い、で。

整体に通い始めた頃、整体師の先生は「ストレッチで良くなります」と言い切りましたが、
数年後「悪化してる・・・」と言いました。
そりゃそうでしょうねと思いましたが。
そしてすぐに手術に向けて動き始めました。



9月27日(手術当日)

朝6:00頃に浣腸をしました。
人生で初の浣腸体験。さぞ身の毛のよだつものだったでしょう(笑

手術開始が午前9:30からでしたので、私は9:00までに病院へ。
4人部屋の病室に着くと、息子はもう手術着姿に着替えていました。
足には弾性ストッキングという白いストッキングを履いていました。

手術室では本人の好きな音楽をかけてくれるらしいです。
息子はロックが好きなのでipodから選曲し何か曲をかけてもらったようです。

私は家族待機室という畳4畳半の小部屋で手術が終わるまでの7時間を待機していました。
この小部屋は狭いながらも畳とテーブルと座布団があって、空調も自由に設定でき
綺麗でとても居心地のいい場所でした。

16:30頃、看護婦さんが「終わりました」とやってきました。

家族待合室の外で数分待っていると、ベッドに仰向けに寝た状態で息子が運ばれてきました。

「麻酔からさめているので声をかけてあげてください」と言われ名前を呼ぶと
こちらを見て手を上げてうなずいていました。

手術当日から2日間は「リカバリールーム」という、手術直後の患者さんが入る部屋で
過ごします。
ナースセンターと直結しているところです。


$SILVER MOON * ANNEX


手術はうつ伏せで行われます。
レーザーメスで切っていくので金属類が体についていると火傷するそうです。
以前、結婚指輪を何年も外さずつけていた主婦の方が、太ってしまって指輪が抜けなくなってしまったという方がいたそうで。
そうすると火傷をしてしまうからなんとしてでも外さないといけないと言っていました。

胸と目の下とあごに皮膚を保護するテープが貼られていました。
長時間、全く動かずにうつ伏せで居ると、当たっている場所の皮膚がベロっと剥けてしまう
ことがあるそうです。
それを保護するためにテープを貼るそうです。
そのテープは翌日以降に剥がします。
当日はテープと一緒に皮膚もはがれてしまう事があるからだそうです。

側わんしょうの手術では広範囲を切開するので大量に出血する事が良くあるそうです。
大体あらかじめとっておいた自己血400cc×3で間に合うそうですが、人によっては
間に合わない事もあるそうで。そのときの為に血液センターから輸血パックも用意して
おくそうです。

息子の場合は手術中1パック(400cc)自己血を使用しただけで足りました。

ベッドの上で気丈にもピースしてみせる息子。

まだ麻酔が少し効いているのでボーっとしています。
痛みはこのときは無かったみたい。

$SILVER MOON * ANNEX

時間が経つにつれてだんだん痛みが出てきたようです。
痛くて「痛い痛い」と言うので、酸素がたりなくなってしまって頭上の機械がピーピー音を
立てていました。
酸素マスクをつけて酸素を補ったり、痛み止めを追加したりして、時々いびきをかきながら
眠る事も。
寝たり起きたりしていました。

のどが渇いて辛いようでしたが、手術当日は水も飲んではいけないと言う事で。

夜になって氷を1つ二つ口にしても良いと言われ、小さめの氷を口に入れてあげました。

水は翌朝になったら少しずつ飲んでいいと言われました。

傷口が背中になるのに仰向けで痛くないのかなと不思議でしたが、仰向けだろうと横向けだろうと痛いのは全く変わらないと本人は言ってました。

時々看護婦さん2人がかりで、横向きにしてもらったり仰向けにしてもらったりを
繰り返していました。

面会時間は20時までだけど、手術当日だし、家族のみもう少し居てもいいですよと言われ
私はこの日、夜10時過ぎまでそばにいました。

時々氷を口に含ませたり
汗を拭いたり。

何も出来ないけども。。。