今回は、2026年8月17日基準の運用残高を記録します。総評価額は47,538,960円、元本・拠出累計は20,005,761円、評価損益は+27,533,199円となりました。
前回の第33回、2026年8月14日基準の総評価額47,474,393円からは64,567円増えました。この間に元本・拠出累計が22,521円増えているため、評価損益は42,046円改善しています。そして今回、元本・拠出累計が初めて2,000万円を超えました。
今回の特徴は、日本株式と直販ファンドが増えた一方、証券口座Aの外国株式やiDeCoの外国株式・外国債券が下がったことです。証券口座Aはわずか701円増にとどまり、iDeCoは13,323円減りましたが、直販ファンドが77,189円増えたことで、全体では64,567円のプラスとなりました。
今回のポイント
| 項目 | 第33回 2026年8月14日 |
第34回 2026年8月17日 |
増減額 |
|---|---|---|---|
| 総評価額 | 47,474,393円 | 47,538,960円 | +64,567円 |
| 元本・拠出累計 | 19,983,240円 | 20,005,761円 | +22,521円 |
| 評価損益 | +27,491,153円 | +27,533,199円 | +42,046円 |
【図1 第33回からの運用残高の変化】
総評価額は64,567円増えていますが、そのすべてが運用による増加ではありません。元本・拠出累計が22,521円増えているため、評価損益の増加額は42,046円です。今回は総額、元本、評価益のいずれも増えましたが、値動き自体はかなり小さい1営業日でした。
直販ファンドの増加が全体を押し上げる
| 口座 | 8月14日 | 8月17日 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 証券口座A | 16,942,393円 | 16,943,094円 | +701円 |
| iDeCo | 13,545,056円 | 13,531,733円 | -13,323円 |
| 直販ファンド | 16,986,944円 | 17,064,133円 | +77,189円 |
| 合計 | 47,474,393円 | 47,538,960円 | +64,567円 |
【図2 口座別の増減額】
直販ファンドは77,189円増えました。これは運用残高全体の増加額64,567円を上回っています。一方、iDeCoは13,323円減り、証券口座Aは701円増にとどまりました。今回は直販ファンドの上昇が、他の口座の弱さを吸収した形です。
証券口座Aはわずか701円増
| 商品 | 8月14日 | 8月17日 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 現金・MRF | 178,302円 | 178,052円 | -250円 |
| 楽天グループ | 76,380円 | 77,740円 | +1,360円 |
| ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | 504,049円 | 502,445円 | -1,604円 |
| 三井住友・中小型株ファンド | 936,444円 | 941,529円 | +5,085円 |
| 三井住友DS・海外株式ETFファンド | 7,524,941円 | 7,502,485円 | -22,456円 |
| 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 131,418円 | 129,626円 | -1,792円 |
| HSBC チャイナ オープン | 29,800円 | 29,568円 | -232円 |
| SMT 日経225インデックス・オープン | 3,799,446円 | 3,827,386円 | +27,940円 |
| Smart-i ゴールドファンド(為替ヘッジなし) | 733,382円 | 736,444円 | +3,062円 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)旧つみたてNISA分 | 1,738,818円 | 1,732,695円 | -6,123円 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)NISAつみたて投資枠分 | 1,289,413円 | 1,285,124円 | -4,289円 |
証券口座Aでは、SMT 日経225インデックス・オープンが27,940円増えました。三井住友・中小型株ファンドも5,085円、ゴールドファンドも3,062円増えています。
一方、三井住友DS・海外株式ETFファンドは22,456円減り、S&P500の2口座も合計10,412円減りました。NASDAQ100、世界半導体株、チャイナも下落しています。日経225の増加を外国株式の下落がほぼ打ち消した結果、証券口座A全体ではわずか701円増となりました。
日本株式は3万3978円増
【図3 日本株式の増減寄与】
A群の日本株式は5,085,254円から5,119,232円へ33,978円増えました。最大の寄与はSMT 日経225インデックス・オープンの+27,940円です。三井住友・中小型株ファンドが+5,085円、楽天グループが+1,360円となりました。
一方、iDeCoのTOPIX連動ファンドは407円減っています。同じ国内株式でも、今回は日経225連動とTOPIX連動で方向が分かれました。日本株式全体の増加額33,978円の82%を日経225連動ファンドだけで占めています。
外国株式は1万4385円増、直販ファンドを除けば減少
【図4 外国株式の増減寄与】
D群の外国株式は36,818,927円から36,833,312円へ14,385円増えました。ただし、中身を見ると前回とはかなり様子が違います。
直販ファンドは77,189円増えましたが、三井住友DS・海外株式ETFファンドは22,456円減、iDeCoの外国株式は26,308円減、S&P500の2口座は合計10,412円減となりました。NASDAQ100、世界半導体株、チャイナも下がっています。
直販ファンドを除く外国株式を合計すると62,804円の減少です。つまり、外国株式全体では14,385円増えているものの、それは直販ファンドの77,189円増が他の外国株式の下落を上回ったためです。
では、なぜ直販ファンドだけ違う動きをしたのでしょうか。現在は運用資産の分類上D群に入れていますが、この直販ファンドはS&P500やMSCI-KOKUSAIのような外国株式インデックスファンドとは性格が異なります。日本、北米、欧州、新興国など世界各地域の株式に投資する複数のファンドを組み合わせたファンド・オブ・ファンズで、日本株式や現金も含んでいます。
そのため、米国株式や先進国株式が下落した日でも、日本株式、欧州株式、新興国株式、あるいは組入先の個別銘柄の値動きによって、基準価額が逆方向に動くことがあります。今回のようにS&P500やMSCI-KOKUSAIなどが下落する一方、直販ファンドだけが上昇しても不自然ではありません。
また、直販ファンドは複数の投資信託を組み入れる仕組みのため、組入先ファンドの基準価額が直販ファンドに反映されるタイミングも、単純な外国株式インデックスファンドと完全には一致しません。同じ8月17日基準価額という表示でも、必ずしも同じ市場の値動きを同じタイミングで切り取っているわけではありません。
したがって今回は、直販ファンドだけが特殊な値動きをしたというより、D群の中に性格の異なる商品が含まれていることが、1営業日の値動きにはっきり表れたと見る方が適切です。前回のように複数の商品がそろって上昇した局面とは対照的な結果になりました。
iDeCoは1万3323円減
| 商品 | 8月14日 | 8月17日 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX | 272,984円 | 272,577円 | -407円 |
| 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI | 8,613,544円 | 8,587,236円 | -26,308円 |
| 野村DC外国債券インデックスファンド | 2,297,624円 | 2,291,431円 | -6,193円 |
| 野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) | 826,648円 | 824,162円 | -2,486円 |
| 琉球銀行確定拠出年金専用定期預金(1年) | 1,534,256円 | 1,534,256円 | ±0円 |
| 待機資金 | 0円 | 22,071円 | +22,071円 |
| 合計 | 13,545,056円 | 13,531,733円 | -13,323円 |
iDeCoでは外国株式が26,308円減り、外国債券が6,193円、新興国債券が2,486円減りました。国内株式も407円減っています。一方、新たに22,071円の待機資金が発生しているため、iDeCo全体の減少額は13,323円に抑えられています。
掛金累計額は5,594,852円から5,617,373円へ22,521円増えました。今回、元本・拠出累計が2,000万円を超えたのは、このiDeCoの掛金増加によるものです。
直販ファンドは1706万円
| 項目 | 8月14日 | 8月17日 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 保有口数 | 3,385,472口 | 3,385,472口 | ±0口 |
| 基準価額 | 50,176円 | 50,404円 | +228円 |
| 評価額 | 16,986,944円 | 17,064,133円 | +77,189円 |
直販ファンドは、保有口数を前回確認済みの3,385,472口から増減なしとして計算しています。8月17日の基準価額は50,404円で、8月14日の50,176円から228円上昇しました。その結果、評価額は77,189円増え、17,064,133円となりました。
新しい取引報告書はまだ届いていないため、今回も保有口数に新たな増減は反映していません。
資産分類では日本株式が3万3978円増
| 分類 | 8月14日 | 8月17日 | 構成比 | 増減額 |
|---|---|---|---|---|
| A群 日本株式 | 5,085,254円 | 5,119,232円 | 10.77% | +33,978円 |
| D群 外国株式・為替ヘッジなし | 36,818,927円 | 36,833,312円 | 77.48% | +14,385円 |
| F群 外国債券・為替ヘッジなし | 3,124,272円 | 3,115,593円 | 6.55% | -8,679円 |
| Z群 現金・定期預金・金 | 2,445,940円 | 2,470,823円 | 5.20% | +24,883円 |
| 合計 | 47,474,393円 | 47,538,960円 | 100.00% | +64,567円 |
【図5 アセットクラス別の増減額】
最も増えたのはA群の日本株式で33,978円です。D群の外国株式も14,385円増えましたが、前述の通り、直販ファンドを除けば62,804円減っています。F群の外国債券は8,679円減りました。
Z群は24,883円増えていますが、そのうち22,071円はiDeCoの待機資金です。Smart-i ゴールドファンドは3,062円増え、証券口座Aの現金・MRFは250円減っています。Z群についても、投資商品の値動きと新たに発生した待機資金を分けて見る必要があります。
【図6 8月17日時点のアセットクラス構成】
構成比は、外国株式77.48%、日本株式10.77%、外国債券6.55%、現金・定期預金・金5.20%です。外国株式が運用資産の4分の3以上を占める基本構成に大きな変化はありません。
元本・拠出累計が2000万円を突破
今回、元本・拠出累計は19,983,240円から20,005,761円となり、初めて2,000万円を超えました。2,000万円を5,761円上回っています。
総評価額47,538,960円との差は27,533,199円です。つまり、現在の運用資産4,753万円余りのうち、2,000万円余りがこれまで投入してきた元本・拠出額で、残る2,753万円余りが評価益という状態です。
5000万円と評価益3000万円まで、残りはともに246万円台
【図7 目標到達率】
総評価額47,538,960円は、5,000万円まであと2,461,040円です。到達率は95.1%となりました。評価損益27,533,199円は、3,000万円まであと2,466,801円で、到達率は91.8%です。
二つの目標までの残額は、総評価額5,000万円までが2,461,040円、評価益3,000万円までが2,466,801円で、その差はわずか5,761円です。
これは偶然ではありません。評価益は「総評価額-元本・拠出累計」なので、元本・拠出累計がちょうど2,000万円なら、「総評価額5,000万円までの残額」と「評価益3,000万円までの残額」は完全に一致します。今回は元本・拠出累計が2,000万円を5,761円上回ったため、二つの残額の差もそのまま5,761円になりました。
今回の数字をどう見るか
今回の総評価額は前回から64,567円増えました。しかし、元本・拠出累計も22,521円増えています。そのため、運用成果を見るうえで中心になる数字は総額の64,567円増ではなく、評価損益の42,046円増です。
値動きの中身も前回とは異なります。日本株式では日経225連動ファンドが27,940円増えた一方、外国株式では海外株式ETFやS&P500、iDeCo外国株式などが下落しました。外国株式全体がプラスを維持したのは、直販ファンドが77,189円増えたためです。
総評価額は4,753万円となり、5,000万円までの残額は約246万円になりました。同時に元本・拠出累計が2,000万円を超えたことで、評価益3,000万円までの残額も約247万円となりました。二つの目標が、数字の上でもほぼ同じ地点まで近づいています。
計算方法と確認事項
- 投資信託、iDeCo商品、直販ファンドについては、2026年8月17日基準の公表基準価額を使って評価額を再計算しています。評価額は「保有口数×基準価額÷10,000」で算出し、円未満を切り捨てています。
- 証券口座Aの8月18日2時35分時点の画面には16,943,820円と表示されていますが、投資信託の表示単価には8月14日基準のものが含まれています。そのため、8月17日の基準価額で再計算した16,943,094円を今回の残高としています。
- iDeCo画面の13,567,581円も、商品欄の時価単価が8月14日基準となっています。8月17日の公表基準価額で再計算し、定期預金1,534,256円と待機資金22,071円を加えた13,531,733円を今回のiDeCo残高としています。
- iDeCoの掛金累計額は5,617,373円です。前回の5,594,852円から22,521円増えたため、全体の元本・拠出累計も同額増加させています。
- 直販ファンドは、新しい取引報告書がまだ届いていないため、前回確認済みの3,385,472口から増減なしとして計算しています。
出典・注記
- 証券口座Aの8月17日基準価額は、NASDAQ100 28,510円、中小型株77,586円、海外株式ETF72,835円、世界半導体株338,805円、チャイナ39,372円、日経225 91,508円、ゴールド33,192円、S&P500 45,565円として計算しています。
- iDeCoの8月17日基準価額は、国内株式TOPIX 38,652円、外国株式MSCI-KOKUSAI 64,302円、外国債券18,871円、新興国債券27,852円として計算しています。
- 直販ファンドの8月17日基準価額は50,404円です。
- 本記事は筆者自身の運用記録と市場観察であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。






