めざすは「もののけ姫の森」
「くぐり杉」を過ぎると白谷小屋という山小屋がありもあります。
書き忘れましたが、この山歩き、飲み物はペットボトル1本あれば十分
だって、川の水がキレイすぎて飲み放題だから
この山小屋より上では水は自ら川から汲みまくりしかも冷たくて美味しいんです
・・・・・・・程なくして「七本杉」
樹齢3000年といわれているそうです(ひゃ~)あまりにも巨大すぎてその全体が写真のフレームには収まりませんが、枝が7本?に分かれているからこう呼ばれているそうです。
そして木の表面は苔に覆われヤマグルマやサクラツツジが着生みんなで生きています
自然のスケールが違います。。。
10分ほど進むと・・・・ここだ
「もののけの森」
こちらもとても写真では写しきれない美しい世界が広がっていました
一面苔に覆われた緑色の世界。
でもただ美しいだけじゃないんです。苔(といっても数百種類)にびっしり覆われたたくさんの木の枝や根や大きな石の造形が入り乱れて、ひとつの世界をみているようです。
なんとなく、木魂(こだま)がいまにもでてきそうな世界。。。
訪れたみながしばし茫然と立ち尽くし息を呑みその世界に浸っていました
幻想的な苔の世界を堪能した後は次の目的地「辻峠」
映画「もののけ姫」でモロ一族の住む岩屋のモデルになったそうです
おそらくもともとは立っていた岩が倒れ、そこにあった岩によって支えられてできた空間。
自然が作り出した造形美です
ここでお昼休憩梅干のおにぎりとガイドさんが入れてくれたお茶ががとても美味しかった
再び辻峠へ戻り、僅かな距離ですがちょっと本格的な登山です
急な斜面を這うように登ると、イッキに視界が開け大きな丸い岩が目の前に現れました
標高1050mの「太鼓岩」です
ここは地元の人のみぞ知る絶景ポイントだったそうですが、「もののけ姫」ではアシタカと山犬が休憩した岩として登場しました
岩下には小杉谷が広がり、安房川上流も見えます。良く晴れた日は宮之浦岳を含む奥岳まで見えるそうです
見ているだけで吸い込まれそうな景色。。。
後の方にこの絶景をお譲りして。我々にはくだりが待っています