9月28日に

「炭ヶ谷(すみがたに)」から

六甲山に登るつもりだった

ラムちゃんと月。

 

とーこーろーがー!

 

ハイキングコースに入ってすぐ!

ほんと1分とかそのぐらいで、

超~足下すぐの場所に

オオスズメバチの巣穴を見つけちゃって

完全に出ばなをくじかれまくり。

 

月、打たれ弱いんだからー。

こういうのダメ。

 

一気にやる気レスになって

月「もうやだ。怖い。今日登らない。」

て、なっちゃった。

 

その炭ヶ谷行けなかった状況と

なんか負けたみたいな自分がいやで

(と言っても、

山でスズメバチに襲撃されたら

命が幾つあっても足りないからね。

死ぬから、マジで。)、

そのまま歩かないのはやだな、と思ってた。

 

今日は天気も曇りだというし

予想最高気温も昨日より4℃ぐらい下がる、って。

だったら歩きやすいかなぁ?と

喜び勇んで出かけたんだけどー。

 

ラムちゃん「ちょっ、月。

   今日なんかすっごく蒸し暑いー。」

いきなりハーハーしてるし。

 

そんな日に限って

クールベスト着せて来なかったし。

 

炭ヶ谷のぼったら

マムシ谷を下って穂高湖に行って、

シェール槍に登って、

帰りは六甲全山縦走路で丁字ヶ辻まで

と考えてたんだけどね。

 

この部分の全山縦走路というのが

「これでもかー!」

というほどの「階段昇らされ地獄」が続く。

 

今日みたいにムシムシ暑い日に

そんな階段昇ったら

たぶん汗かきすぎて死にますからー。笑

 

てことで、ラム家を出たあと

予定を変更することにした。

 

月「近いとこで双子山でも登っとくか?」

ラムちゃん「ラジャー了解。アイアイサー♪」

 

最近登ってなかった双子山。

名前の通り西峰と東峰、2つのピークを持つ

綺麗な形の山なんだけどね。

 

西、東どっちルートでも急傾斜なこと

この上ナッシング。

 

激登りってことなのねん。

 

まずは双子山に取り付くために

花山手と呼ばれる花山の住宅街に向かうよ。

 

有馬街道沿い真星病院の向かい側、

志染川に架かる「雁が音(かりがね)橋」から

すぐそばの坂道に入って住宅街へ上がるよ。

 

その坂をのぼる途中、

ススキの花が咲いてた。

ススキの花、知ってる?

稲の花と似たような咲き方をする。

 

ちっちゃい何か(オシベ)がぶら下がってるの

見えるかな?

 

これが花が咲いた状態。

 

このあと、穂が開いてフサフサした

みんながよく知ってるススキの状態になる。

 

ここらへんはススキだらけだから

あっちでもこっちでも

ススキの色んな状態を見られるけど、

ずっと東京や横浜に住んでたころは

もちろんそんなの知らなかった。

 

月「え?は?ススキ?

  花なんて咲くのか?」

て感じ。

 

 

 

花山手には「中尾台」と「幸陽町」と

ふたつの住所があるんだけど、

幸陽町の奥のどん詰まり辺りから

阪神高速7号北神戸線の側道にのぼれる。

 

側道沿いに谷上まで歩いて行けるんだけど、

その途中に双子山・東峰への入口や

炭ヶ谷の入口があるよ。

(双子山・西峰の取付きは

炭ヶ谷の途中から分岐する)

 

この側道を歩く人も散歩する犬も

非常に数が限られているから、

歩いてて滅多に誰かに会うことはない。

 

なので気楽に散歩できて気に入ってる道のひとつ。

 

側道に咲いてた淡い黄色の花。

野菊の仲間に見えるけど、どうなんだろ?

→後日、調べたら

「アキノノゲシ」ていう

キク科アキノノゲシ属の植物でしたー。

 

 

葉っぱはこんな特徴的な細長い形。

ね!すっごく個性的な葉っぱ。

 

 

高速の側道に昇る階段あがってすぐ、

向かって左の山側に入る道があって、

そこから双子山に行けるよ。

ラムちゃん「この奥よ。あはんあはん♪」

 

入口の上り坂はコンクリート舗装だけど

(地権者の軽トラがここまで入って来る)、

そのすぐ先からは山の地道になる。

 

地道になるとすぐまた右上に登る坂道と

直進して下り始める道とに分かれる。

 

ここで直進すると「三ツ谷」方面。

右折して登り始めるのが「双子山・東峰」に

直登するコース方面。

(さらにその先にも道は続いていて、

実はこの道、関電の鉄塔巡視路になってる。

そのまま炭ヶ谷まで抜けることが出来て、

その手前では双子山・西峰ルートにも出合う。)

 

 

ラムちゃんと月は右折して登る。

ラムちゃん「早よおいで。あはんあはん♪」

 

この先、右手に池が見えたら

池のほとりに「水場」があるよ。

 

ここの水でお茶いれたり

ご飯炊いたりすると美味しいよ、って

前に地元のおばさんが教えてくれたの。

 

ラムちゃんは水道水があんまり好きじゃないから、

ここで汲んで行こう。

家からペットボトルに入れて来た水があるけど、

それはここで流して

湧き水を汲むことにする。

 

ここはいつ来ても豊富な水量で、

350mlのペットボトルなら1~2秒でいっぱいになる。

 

それに比べて逢山峡の水場は超チョロチョロ!

1本汲むのもかなり大変で、

同じ体勢でジーッとしゃがみ込まなくちゃいけないし、

いつ人が通るかドキドキしながら汲んでる。

(もし人が来て、

月がそのことに気付いてなかったら

ラムちゃんが吠えたりするかもしれない。)

 

ここの水場は本当にジャンジャン流れ出てて、

その水しぶきが周囲に飛び散るのと、

染み出た水が地面を流れてるのとで、

周りの苔類はすっごく元気。

いつも水に濡れてピカピカ!

 

命が溢れてるってかんじ。

 

水を汲んで

ラムちゃんにも飲ませたら出発。

長くなるので今日はここでひとやすみ。

 

この続きをどんどん書き足していくか、

それとも別記事に分割して「その壱」、「その弐」

的な続き物にするのか、

ちょっと思案中。

 

読む人にとっては

分割した方が読みやすいのかな?