とうとう今朝、お向かいのチェコ人のママとその娘たち2人がチェコに帰って行ってしまったえーんえーんえーん

私たちがイギリスに引っ越してきてからずーっと私たちの家の前に居てくれた家族。

 

『私たちはずっとこのまま一緒にはいないのよ』と私にこっそりこぼしたヤヤはその3年後に離婚(結婚してないのでこちらではスプリットという)という事になり、彼女だけが家を離れることになるハズだったところ、彼女の元主人マークが、娘がどうしたいのか聞いたところ、彼女たちはチェコで住みたいと伝え、3人は1か月に一度イギリスにお父さんに会いに帰ってくるという条件で本拠地をチェコに変えることになった。

 

私は本当に悲しくて。。えーんえーんえーんえーん

 

今まで近所に数人の日本人が住んでおり、彼女たちがこの国を離れる度に悲しかったけれど、今回はそんなレベルではない悲しさが襲ってきた。一緒にお茶したことも、一緒にレストランへ行ってごはんを食べたこともない、ただ家の前で立ち話をしたり、たまにベビーシッターしたり、たまにマッサージしに行ったり、過去に一度だけ一緒にサイクリングしたり、過去に一度だけ一緒にローラーブレイドしたり、、、

 

たったの5年間、でもその私のイギリス生活のまるまま5年間、ずっとずっとそばにいてくれた彼女たち。

 

息子とヤヤの娘リリーとソフィアが特別仲良かったわけでもなかったけれど、一応近所のお友達として仲良かった。

 

今朝、その3人を最寄りの駅まで送っていった。マークはどこへ行ったのやら、家を数日開けている。彼は彼なりに3人の自分の家族が離れていくのを目の当たりにはできなかったのだろう。当然かもしれない。

 

私からすると、事の発端はマークなのだけど。マークからすると、事の発端はアフガニスタンの爆撃なのかもしれない。それがきっかけで今も精神状態が不安定で抗うつ剤を服用中。そんな彼を20年近く診てきたヤヤ。そして体を壊してしまい、ヤヤも自分で気づいた。自分の為に生きないと、と。そして今日イギリスを発った。

 

帰りの車の中で涙とまらず。。。

 

さみしいけれど、ヤヤはチェコでのほうが幸せになれる。幸せの一歩なのだ。ヤヤのお母さんは娘の離婚のストレスで髪の毛がものすごい勢いで抜けてしまったらしい。そしてお父さんはマークに対しての怒りがおさまらないそう。

 

 

 

ブレキジットが始まる(と思う)。チェコに戻れて幸せなのではなかろうか。仕事も決まったという。

 

絶対チェコに遊びに行くからねー。

 

とりあえず、一区切り。

 

サヨウナラ。そしてありがとう!