チュニス フランス門

日本では、ライドシェアに対して物凄い日本流のアレンジをして、

既存のタクシー業界に当てはめようとしている。

それは、それで仕方がない事なのだと感じるが、外国発のシステムをガラパゴス化して

日本流にアレンジすることは、今までも多々、行われて来た。

例えば、洋食。

札幌 スープカレー

外国から持ち込んだ食べ物をいつの間にか、日本流にアレンジして、似て非なる

食べ物を造り上げた日本文化。

オムライス、カレーライス、ラーメン、ハンバーグ。。。。。

無数にある。

タクシーアプリも海外発。

日本は後発なのだが、恐ろしい程の決済種類をアプリに持ち込んで、

完全にガラパゴス化している。

ロンドン市内

お客様は神様です。

この考えに沿って、支払方法を何でも受け入れている。

恐らく、タクシーでこれだけの決済手段を用意している国は、世界中探しても、ないのでは?

現金決済

タクシーチケット

QR決済(ペイペイ、D払い、。。。。。。)

クレジットカード決済

GO PAY 決済(GOに事前登録して決済)

UBER 決済(メーター料金をUBER入力)

身障者割引

。。。。。。

しかもアプリでタクシーを呼んだ時には、迎車料金(例えば400円)

が発生する(発生しない会社も?)

当たり前といえば、当たり前。

お迎えに行くのに、一定の時間、距離がかかるから。

ボスニア サラエボ

石垣島

流通業界、スーパー、飲食店など多くの業界が種々の支払い方法

に対応して生き残っているのに、ライドシェアでは、事前運賃確定、

キャッシュ対応なし、では生き残りは難しい。

 

日本は、何でもあり、の国なのだ。

カサブランカ モロッコ

たぶん、ライドシェアの原点は、モロッコ、カサブランカにあった。

タクシーの数も少なく、完全に乗合制である。

ドライバーの意向で、何とか乗せてもらえたら幸いである。

料金は割り勘(たぶん)だから高くない。

但し、どこへ連れていかれるか解らない不安はある。

日本では無理だろう。

 

結局、日本型ライドシェアの結論は、成果報酬型パート・アルバイトの

増員という形に落ち着くのではないか。

会社経営から考えれば、他人資産(自家用車)を使って、

増車できるメリットがある。

そうすれば、稼働率を考えずに、運用できるメリットもある。

 

まあ、お客様は神様です。

という日本主義は、絶対的なもので、20-30年では変わらないだろう。

100年経てば、変わるかも。

 

いまでも、手を挙げて、タクシーに乗ってくるお客様も多数いるのです。

それで、クレジットカードのタッチ決済する方もいるのです。

何でもありで、それを受け入れて来た日本型システム。

ギリシャ サントリーニ島