樫野崎灯台
串本カセ釣りの翌日は、串本大島の東端、樫野崎へ行きました。
実は、私は50年以上前に釣りで樫野崎へ来たことがあります。
その頃、盛んだった磯釣りへ友人と来たのですが、串本大橋もなく、
巡航船で大島の港へ渡って、歩いて樫野崎まで来た思い出があります。
途中の道端では、漁民の方がウミガメを干していたのを覚えています。
その後、30年前位には、家族と樫野崎へ来たこともあります。
ケマルアタチュルクの像と昔、水仙が咲いてていた場所
水仙はスコットランドから移植したとこと
樫野崎灯台付近では、綺麗な水仙の花が印象的でした。
その頃は、エルトゥールル号の遭難事件の記念碑はあまり見かけませんでした。
今回行ってみると、立派に記念碑も建立され、トルコ記念館、ケマルアタチュルク像
なども立っていました。
もともと、トルコは大好きな国なので、滅亡したオスマントルコからトルコ共和国を建国
したケマルアタチュルクの話はよく覚えています。
1890年にオスマントルコ帝国のエルトゥールル号が樫野崎で遭難していますので、
ケマルアタチュルクのトルコ共和国設立の1920年位から見ても、随分前に、
事件は発生したことになります。
しかしながら、近年エルトゥールル号記念碑を設立した際に、ケマルアタチュルク像を
建立したことは、やはり、ケマルアタチュルクが国父として尊敬されていることが
理解できます。
遭難事件は500人以上のトルコ軍兵が死亡しており、69名が助かったとされています。
トルコ国は、いまでもこの事件による、日本側の助力に感謝しており、
1985年のイラン・イラク戦争時にテヘランからトルコ航空機で日本人215人を
脱出させたとあります。
実際、トルコの対日感情は大変よく、トルコヘの旅行、ビジネスはいつでも安心感が
あります。