更年期は誰にでも訪れるもの。
女性の更年期は閉経を挟んで前後5年、合わせた10年。
最近は閉経の平均年齢が52歳とも言われていて、そうなると47歳から57歳が更年期ということになります。
もともと生理前の不調(PMS)があったり、頻繁に頭痛があったり…
生真面目でストレスに弱いタイプの方は更年期症状が出やすい傾向にあります。
わたしは全くそういうタイプではなかったけど、42歳の時にちょっとしたうつ症状がでました。
原因は生活の変化とストレス。
ホルモンがゆらぎ始めたタイミングで大きなストレスが引き金となって、更年期症状が出てしまいました。
更年期症状が全くない、という方も多くいらっしゃいます。
あらゆる不調に悩んでいる人にとってはなんて羨ましいことでしょう。
でも、ホントにそうかな?と私は思うんです。
なぜなら、
更年期症状が出たことで「このままじゃいけない」と気づいて
自分の健康や美容について考えるようになったり、
生活習慣を見直そう、ストレス解消方法を見つけよう、ちゃんと検診を受けよう…
自分に向き合う良いきっかけになったからです。
食事は、腹八分目、タンパク質・食物繊維・ビタミンミネラル…
運動は無理せず続けられること
眠るための工夫
ストレスをためない
笑う
どれも当たり前のことだけど、気づくって大事!
何事もなく閉経を迎えた場合…数年経ったころから変化があらわれます。
コレステロール値(早い方は閉経前後から上がることも…)
血圧、肌の衰えや髪の毛のトラブル、さらには骨粗しょう症、アルツハイマー認知症…
女性ホルモンが無くなったことで現れる症状の数々です。
閉経前から対策をすることでこのような症状が出るのを遅らせたり、予防することができます。
更年期は、生活習慣を見直す絶好のチャンスです!
更年期症状あってもなくても、これまでの人生を振り返り、
これからの人生をさらに楽しく元気に過ごすためのステップととらえましょう~