前回に続いて…
「わたしのトリセツ」についてお伝えしようと思います。
40代、50代になると、
「なんとなく疲れやすい」
「眠りが浅くなった」
「急に汗が出る」
「以前よりイライラする」
など、今までとはちょっと違う身体の変化を感じることがあります。
そんなとき、「これって更年期だから仕方ないのかな」と思ってしまいがちですが、
私は、ここで一度立ち止まってほしいと思っています。
「不調」には、いろいろな原因があります
たとえば、
・睡眠が足りていない。
・食事が乱れている。
・身体を動かす時間が減っている。
・仕事や家庭のことでストレスが続いている。
・暑さで身体が疲れている。
・季節が変わって、気温差が大きくなっている。
そして、そこに女性ホルモンの変化が重なっている。
更年期の時期は、ひとつの原因だけではなく、いくつかのことが重なって
不調を感じることが多々あります。
だからこそ、「更年期だから仕方ない」と決めつけるのではなく、
「今の私に、何が起きているんだろう?」と、
自分を観察してみることが大切なんです。
【自分の「トリセツ」は、自分でつくる】
たとえば、
「睡眠時間が短いと、次の日はイライラしやすい」
「冷房で身体が冷えると、なんとなく調子が悪い」
「朝に少し歩くと、その日は身体が軽い」
「忙しい日が続くと、必ず眠りが浅くなる」
「甘いものを食べすぎると、午後にだるくなる」
そんなことに気づいたら、
それも立派な「自分のトリセツ」!
誰かにとって良い方法が、自分にも合うとは限りません。
「これが更年期にいいらしい」と聞いたものを全部取り入れる必要もありません。
大切なのは、
「私の身体には、何が合うんだろう?」と、自分で確かめてみること。
その中で
「これはやめてみよう」「これは少し増やしてみよう」
と、自分に合うものを少しずつ見つけていく。

【「頑張る」だけじゃなく「手放す」】
カウンセリングの現場でよく聞かれることがあります。
「何をすれば良いですか?」「何を食べれば良いですか?」…
あらたに何かをしようとされる方がとても多い。
私は、更年期のケアでは「何をするか」と同じくらい、「何を手放すか」が大切だと思っています。
毎日完璧に頑張らなくてもいい。
疲れている日は早く休む。人に合わせすぎない。
「こうしなければ」と思っていることを、ひとつ手放してみる。
視点を変えることも大切だと感じます。
身体が変化しているときは、
これまでと同じ頑張り方を続けるのではなく、
今の自分に合わせて、暮らし方も少し変えていく。
それも、自分を大切にする方法のひとつです。
【身体の声を聞く習慣を】
更年期は、女性ホルモンが大きく変化する時期。
でも、それだけではなく、これまでの生活習慣や、
仕事、家族、人間関係、ストレス、睡眠など、これまで積み重ねてきたものが
身体に表れやすい時期でもあります。
だからこそ、「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫」ではなく、
「今の私には、何が必要?」と考えてみる。
それだけでも、自分の身体との付き合い方が変わってくるかもしれません。
もし最近、「なんとなく調子が悪いな」
と感じているなら、こんなことをチェックしてみてはどうでしょうか?
☑ よく眠れている?
☑ 食事はちゃんととれている?
☑ 身体を動かしている?
☑ 疲れをそのままにしていない?
☑ 無理をしすぎていない?
☑ 最近、心からリラックスできた?
ちょっとだけ、自分に聞いてみてください😊
「私は、こうすると調子がいい」というものを、ひとつずつ見つけていく。
それが、
「自律神経とわたしのトリセツ」
をつくっていくことなのだと思います。

更年期は、自分の身体を知るためのひとつのきっかけです。
まだまだ続くこれからの人生を「元気に、心地よく、自分らしく」過ごすために。
ぜひ「今の私」を知ることから始めてみましょう♪