私は夕方の西日が大好き。

とくに水面に映るオレンジの光。



子供の頃からずっと好きだった夕日。

中学校の帰りにも
よく立ち止まってみていたっけ。



思春期だった私はあの頃
色んな悩みを抱えていました。

自分だけ不幸のどん底にいるような

そんな被害妄想も
あったかもしれません。



学校でも家でも
色んなことがうまく行かず

反抗期だったのかな…

すごくイライラしていた気がします。


そんなときでもいつも夕方になれば

昼間白く輝いていた太陽が
黄色くなりオレンジ色になり

優しく柔らかい光に私を包んでくれる。


それはまるで光に
抱きしめられているような感覚。


夕日を見ると

『そっか、
私ギュッてされたかったんだ』

と思ったものです。



大人になった今でも疲れたり
嫌なことがあると

この温かい光に
抱きしめられたくなります。


涙がホロリとこぼれそうなほどの
美しい景色です。




鶴見川の河川敷の夕暮れ時でした。