イタリアの思い出話です。


ピサの斜塔を間近でみると

大理石が白くキラキラしてとてもきれいでした。



いくつも連なるアーチから
優しい雰囲気か漂います。





よくみると上の写真

柱の右側だけ
コンクリートなのわかりますか?



ほらこちらの写真だと
写っている柱の全部がコンクリート。






これまでの間に
窃盗にあったのだとか。


盗まれたところを

同じ大理石で修復したくても

なかなかできないそうです。



これだけの大理石は
それほど貴重なんです。



今の時代では
簡単に手に入らないもの。



盗んだ人の気持ちもわかるくらい

相当な価値のあるものなのだそうです。




さて、このピサの斜塔に
今回は登ってみようと思います★



あの黄色い建物に
チケット売り場があるらしいので



チケットを購入して






いざ、斜塔の入り口へ。





入るところは三段くらい
下がっています。


斜塔の土台まで
大理石で埋められています。






へ入ると天井まで筒抜けでした。






大きな煙突みたいですね。

外の豪華さに比べたら
なんの変鉄もない太い土管を立てたような雰囲気。



横に階段がありそこをのぼります。

みんながのぼってずいぶん擦れてきている階段でした。







世界遺産なのにいいのかなぁ?シラー



その薄暗い階段を登るのが
とてもしんどい。


まず、大理石でできている階段を何千年もみんなが歩いて

スベスベのツルツルになって
滑りそうになること。



それから
斜塔は斜めになっているので

体を傾けながら
のぼらなくてはいけない。



そして
人ひとりようやく通れる広さの階段ですから降りてくる人と譲りあって少しずつ上らなくちゃいけない。



さらに螺旋階段で
ずっと上までのぼるので

マンションの15階くらい
あがるということ。




この大変な階段を乗り越えた先に
ようやく広がるこの景色キラキラ





左側の豆粒みたいに見えるのが
人の大きさですから

ピサにある他の建物も
どれほどのスケールかわかるでしょう。


私たち日本人の感覚を超えた
巨大建築物です。



斜塔の頂上には鐘がありました。







ガランゴローンと鳴るところは
きけませんでしたが

昔はなったんでしょうね



その時代のことを
思い浮かべてしまいます。



ピサの斜塔は憧れの世界遺産でもありました。



イタリアではいってみたいところがたくさんあったので

念願叶って本当に嬉しいです。