こんにちは。
月ヨガインストラクター Kikoです
今から7年前のこと。
顔に大怪我をしました。
友達とランチした帰り道、
自転車に乗りながらバイバ〜イと
手を振った瞬間、歩道にあった杭に衝突して
カラダごと投げ出されたのです。
顔からアスファルトの歩道に
思い切りダイブした私は
鼻の下から唇の内側まで。。
それはとても酷い怪我でした
救急車で運ばれて7針。
入り込んでしまったアスファルトの
細かい砂は取りきれず、
一部の肉は欠損、
前歯も折れていました。
その日から2週間、腫れは引かず、
いかりや長介みたいなタラコ唇に。
唇が閉じられないので、
麺類やスープは折れた前歯の隙間から
こぼれる始末。
鏡を見るのが、
とてもとても…とても悲しかった
できるだけ自分の顔を見ないように
していました。
こんなひどい顔。。
私はもう人前には出られない
フルートの先生からも
「笛吹きには致命的な所をケガしましたね」
そう言われて、
微妙なタッチで唇を使うフルートは
もう吹けない。。そう思いました。
その頃、私は地元の幼稚園や小学校で
絵本の読み聞かせをしていたのですが、
本なら読めるから…と
勇気を出して子供たちの前に。。
大きな絆創膏を顔の真ん中に貼り付けたまま
絵本を読んでいる私を見て、
「顔 どしたん? ケガしてるん?」と
口々に遠慮なく聞いてきます。
「そやねん、自転車でコケてな。
皆んなも気ぃつけりや〜」
大人の気遣いで、何も聞いてこない人が
たくさんいたけど、
子ども達のあけっぴろげな素直な反応には
不思議と、とても救われました。
なるべく人に会いたくないと、
しばらくは、かなりの凹みようでした。
それでも時間とともに、少しずつ少しずつ
気持ちを切り替え始めて。
この程度の傷で良かった。
頭を打たなくて良かった。
目も見えてるし。
不幸中の幸いやったやん。
そう❗️私は幸運やったんや❗️✨
そして、こう決めました。
これからは、
心を込めて生きていこう。
自分にも周りにも優しい人になろう。
心を一番大切にしよう。
今、こうして書くと
なんだかとても大げさだけど
その頃は真剣にそう思いました。
振り返ってみると、
あの出来事が私にとっての分岐点✨
そう思えてなりません。
私の中の何かが一旦、全部崩れ落ちて、
また積み木を一つずつ積み上げるみたいに
つくり上げてきた。
そんな感じです。
怪我をしてから1年後、
取りきれなかった砂が入れ墨みたいに
灰色になって、口髭みたいに見えていた
部分をレーザーで弾けさせ、
(めちゃくちゃ痛かった〜)
形成外科で再び20針縫う修復の手術を
しました。
ドクターからは、
「もうこれ以上の修復はできませんよ」
と言われてから6年が経ちました。
今も顔の真ん中、隠しようのない所に
傷跡があります。
普段はもうほとんど忘れているけど、
時々アップで自分の顔を見ると思い出す。
心を込めて生きよう✨
長いお話、最後まで読んでくださり
ありがとうございます
追伸
その後、フルートは楽しく続けています
ヨガのレッスンお待ちしています🌙