スカイツリー🗼✨
五月に、大好きなピアニスト、アルゲリッチのコンサートに行ってきました！
すみだトリフォニーホール
昔、アルゲリッチの譜めくりをしたことがあります。
自分もデュオをしていたので、当時一番好きで何度も何度もCDを聴いていたラヴィノヴイッチとのデュオリサイタル。
組んでいた友人と２人での依頼を「是非！やらせてください！」と即答。
憧れのピアニストの譜めくり
なんて幸運
その日は、リハーサル予定時間前からホールでドキドキ待機していました。
でも、待てど暮らせと彼女は来ない、、
漸く登場したのは、開場の少し前
その上、リハーサルではその日のプログラムを弾かずに、違う曲をパラパラと
えっ？リハーサルなし？😱😱😱
結局、ぶっつけ本番になった譜めくりは、ラヴィノゥイッチ編曲のデュカスの魔法使いの弟子。譜面は手書きのA4のコピー用紙の束を一枚ずつスライドさせるという至難の業
ひゃーーーー
スライドさせて、座る間もなく、またスライド、、音楽を楽しむ余裕ゼロの必死の時間
デュカスが終わり、頑張ったおかげで
次の連弾のラヴェルのマ・メール・ロワは
アルゲリッチが友人ではなく「あなたやって！」とご指名いただきました
（友人は既に恐怖の譜めくりに臆してどーぞどーぞ！と（笑））
どーぞどーぞ！と（笑））でも、ここでも、、、課題が
ラヴィノヴィッチがとても神経質な感じで、
イメージは、
『棺桶を寝床にするヴァンパイア』
ラヴィちゃん、ゴメンナサイ💦💦
冷え性なのか、手を温める温風機を持参してそばに置いた椅子の上に置き、その下に楽譜の束を抜いたり重ねたりして高さと風向きを調整（わかりますか、、この説明で😅）
そして、その椅子は譜めくりの場所に
えーと、、
私はどうすればよいのかな、、
「あなた、ここ！」と、プリモ（上のパート）のアルゲリッチの横に。
つまり、一番客席側で、お客様にお尻を向けながら、アルゲリッチをお客様から遮りながらめくるという、ありえない位置
なんとも、スリリングで
、貴重で
、幸せな
、貴重で、幸せな忘れられない、大切な思い出です♥
間近で見た手はとっーーても大きくて厚みがあり、関節が更に太く
彼女の小指は私の親指よりずっと太かった
彼女の小指は私の親指よりずっと太かったキャンセル魔の異名をもつ自由奔放な印象のあったアルゲリッチは、とても気遣いのある優しい方でした
そして、とても良い香りがしました
あれから何十年？
８０代になった彼女の演奏は、、
益々パワフル、そして繊細、言葉では言い表せない素晴らしさ
アンコールのあまりに美しい音色に涙が
愛を感じる音楽でした。
そして歳を重ねても、とても美しい
本当に綺麗
いつまでも、素晴らしい音色を奏で続けて欲しいです
思い出の一枚
ホームページからもお問い合わせできます。
https://lamagiedelamusique.amebaownd.com
