来る。

奴らが。


ロスのワールド、バンクーバーのオリンピック、ロシアのワールドで行った事を、何食わぬ顔で行う為に戻ってきた。

二回転けても、優勝出来るのは、前回のワールドでチャンにて実証済み。

IOCに入りたいから、ソチに出るって?

さぞかし、権力というのは美味しいのだろう。

権力と富に執着する奴らにどう戦う?

真央が持っている武器は一つだけ。

スケートが好きという純粋な心だけ。


真央は百戦錬磨の戦士と書いたけど、

また奴らと戦うのかと思うと、

真央がまた、

壮絶な戦いを強いられるのかと思うと、

正直泣けてくる。

正々堂々と勝負してくるならいい。

だけど違う!

初めから不利。

ヨナのバックには韓国の権威の為、国上げての支援体制だ。

出ると言ったからには、金メダリストとして、表彰台に上らなければならない。

ジャッジ達は手の内にある。

自国のマスコミも、日本のマスコミも味方だ。

真央はどう戦う?

ジャッジ達からの執拗なダウングレードやアンダーローテ。転けるより厳しく点が引かれる。

反対にヨナはダブルアクセルで加点の山。

芸術点とか言って、また加点。

マスコミからの、圧力。

真央は表現力がないと散々叩いた。

鐘を演じた真央が?

表現力がないって?

馬鹿げている。

だが、モンスターの出現する舞台は整った。

ロシアのワールドで仲良く映った、世界フィギュアスケート連盟会長のチンクワンタと韓国サムスンの御曹司。

そのチンクワンタの再選。

更に二年も延期。

したい放題だ。

奴らには民衆の声は届かない。

聞こえても、無視している。

どの国の人だって、

『ジャスティス!!』

を叫ぶ!

こんな理不尽な中

また真央は戦うというのか?

ただひとつ、真央に利点があるとすれば、

真央には経験があるという事だ。

バンクーバーでの経験だ。

だけど、絶望的な状況には変わりはない。

真央が、フィギュアスケートは綺麗で、ステキなもの。と言っていた。

私もそれを信じたい。