1. 思ったより残らない利益

独立系ECをやっていると「利益率◯%」と数字では良く見えても、
実際に受け取る金額は意外と少ないものです。

理由は単純で、決済手数料・為替差損・口座凍結 といった見えないコストが重なっているからです。
私は昨年、あえて決済手段を分けて売上を集計し、差を数値化してみました。


2. 従来型決済の実態

まずは PayPal と Stripe を利用した場合。

  • PayPal:1件ごとに約4%。大口の注文では一時的に資金が止められることもあり、資金繰りに影響。

  • Stripe:手数料は2.9~3.5%。PayPalよりはマシだが、短期間で売上が急増すると追加審査にかかるリスクあり。

例えば月10万ドルの売上を想定すると、手数料だけで3,000~4,000ドル
広告費も払っているのに、利益がどんどん目減りしていきます。


3. ステーブルコイン決済を導入してみた

次に試したのが USDT・USDC などのステーブルコイン決済です。
数ヶ月の運用で感じたメリットは次の通り。

  • コスト削減:0.5~1%程度の手数料。従来の半分以下。

  • 即時性:数分以内に着金、資金繰りが劇的に改善。

  • 地域を問わない:北米・ヨーロッパ・アジア圏など、顧客の所在地を気にせず利用できる。

実際に月商10万ドルを比較すると、

  • 従来決済 → 約3,000ドル以上が手数料に消える

  • ステーブルコイン → 約800ドル程度

差額 2,000ドル以上=そのまま利益 になります。


4. 注意すべき点

もちろん課題もあります。

  • 規制や法令:国によって取り扱いルールが異なる

  • 送金ミスのリスク:アドレス入力の誤りは取り戻せない

  • 価格の安定性:ステーブルコインとはいえ利用環境によっては注意が必要

私はこうしたリスクを減らすために、BlockATM のような専用のゲートウェイを活用。
これにより「法令準拠+誤送金防止+スムーズな入金処理」が実現できました。


まとめ

決済手段は「お金を受け取る仕組み」ではなく、利益を守る仕組みです。

  • 従来型:安定感はあるがコストが高い、資金が止められることもある

  • ステーブルコイン型:早くて安い、ただし適切な仕組み選びが重要

独立ECのように薄利多売のモデルでは、決済方法を工夫するだけで 利益率に大きな差 が出ます。