私が予想していたO157 ( 腸管出血性大腸菌感染症 ) が、滋賀県で15日からの1週間で県内の男女3人がO157に感染したと発表され、近江八幡市の10歳未満の男児は入院しているという。
 
県によると、警報の発令要領を改正した2012年度以降、最も早い時期の発令となった。
 
私に言わせれば早いとか遅いの問題でなく、新型コロナウイル感染症の事ばかりに囚われ、テイクアウトに潜む食中毒の事には一切触れていない事が問題であった。
 
政府は能天気な事ばかり言っているから、全てが後手後手にまわり被害が大きくなる事を反省して欲しい。
 
新型コロナウイルス感染症は、 “SARS-CoV2” による感染症のことです。
 
重症急性呼吸器症候群 (SARS: severe acute respiratory syndrome)
腸管出血性大腸菌感染症 O157 (Escherichia     coli O157:H7) 
 
ヒトーヒト感染に要注意!
腸管出血性大腸菌O157の感染は"食品"からだけではありません。感染者の便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。ヒトからヒトへの感染を予防する基本は手洗いです。
 
家庭内に感染者がいる場合の主な注意点は以下の通りです。
  • 水洗トイレの取っ手やドアのノブなど、菌で汚染されやすい場所を消毒用アルコールなどで消毒する。
  • 感染者および家族は食事前など十分に手を洗い、アルコール消毒を行う。
  • 感染者の便を処理する場合(おむつ交換など)には使い捨ての手袋を用いる。また、おむつ交換は決められた場所で行う。
  • 感染者の便で汚れた衣類は、他の人と別に洗濯する。
  • 乳幼児は感染者の後に入浴しないようにする。また、バスタオルはひとりで1枚を使用し、共用しない。
 
食中毒の3原則を把握しよう
⒈ つけない
手の洗浄・消毒の徹底
手にはさまざまな菌やウイルスが付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを家庭では食べものにつけないように、次のような時は必ず手を洗いましょう。
  • 調理を始める前
  • 生の肉や魚、卵を取り扱う前後
  • 食卓につく前
  • 残った食品を扱う前
⒉ 増やさない
迅速な調理・提供と低温保存
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。
食べものについた菌を増やさないためには低温で保存することが重要。肉や魚などの生鮮食品などは購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、迅速な調理と提供を心がけましょう。
※冷蔵庫に入れても菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べましょう。
 
⒊ やっつける
加熱処理
ほとんどの細菌やウイルスは、加熱によって死滅します。肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安心。
特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。
※中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

野菜の除菌には、湯がき(100℃の湯で5秒程度)が有効であるとされています。

 

https://family.saraya.com/kansen/o157/index.html 参照