心理セラピスト/数秘学コンサルタント
藤城 茉莉花です。
ちょっと日にちがたっちゃいましたが
1月末に豊田市で開催された
『愛知女性活躍推進シンポジウム』
にお手伝いで参加してきました。
愛知県は結婚や出産によって離職する女性が多く
特に豊田市でその傾向が強いので
豊田市で開催されたわけですが
名古屋で開催して、もっとたくさんの方に聞いてほしかったと思うくらい
すごくいい内容でしたし
女性を対象にしていましたが
男性にこそ聞いてほしい内容でした。
小室淑恵社長がなんというかキレッキレで
こんな女性になりたい!
と思いました。
すっかりファンです。笑
小室さんのお話しの中で
なるほどーと思った箇所をご紹介しますね。
◆人口ボーナス期と人口オーナス期
現在日本は生産年齢比率が高くなり
人口構造が経済にプラスになる
『人口ボーナス期』をへて
現在日本は
人口構造が経済の重荷になる
『人口オーナス期』に入っている。
人口オーナスによって生じる典型的な問題は
労働力人口の減少や
働く世代が引退世代を支える社会保障制度が困難になること。
よって人口オーナス期では
女性や障がい者、介護者をどれだけ労働力として確保できるか
が大事になる。
そして、ボーナス期の成功体験ではなく
オーナス期のやり方に転換できた国や企業が生き残れる。
また、人口ボーナス期と人口オーナス期では
経済発展しやすい働き方も異なる。
人口ボーナス期では
・なるべく男性が働く
→力仕事が多いため
・なるべく長時間働く
→早く安く大量に作るため
・なるべく同じ条件の人を揃える
→均一な物を沢山提供することで市場ニーズを満たせるため
労働者は代えがきくので、立場は弱く、経営者側は一律管理することができる
一方人口オーナス期では
・なるべく男女ともに働く
→頭脳労働の比率が高く、労働力は足りないので
使える労働力はフルに活用する
・なるべく短時間で働く
→時間当たりの費用が高騰するので
ミスなく質の高い仕事をするためにも、短時間で成果を出す癖を徹底的にトレーニングしないと利益が出ない
(逆に求められる人材になるためには短時間で成果が出せることが大事ということになりますね)
・なるべく違う条件の人をそろえる
→市場は均一な物に飽きているので
働き方を変え、多様な人が活躍し、イノベーションを生み出すことで市場で勝つことができる
◆男性の働き方改革
夫が家事育児に参画しないことが女性が家庭と仕事を両立する上で大きく影響する。
「少子化対策」と「女性活躍」に有効なのは
「男性の働き方改革」
◆今後求められるマネージメント
プライベートや弱みをうまく開示して
上司と部下の間で
「心理的安全性」
(部下が安心して自分の考えを自由に発言したり
行動にうつしたりできる状態)
作ることが大事。
また、均一の部下には指示命令型が通用したが
多様な部下には通用しない。
今後求められるマネージメントは叱らないでも人が育つコーチング型。
シンポジウム後のアンケートでも
心理的安全性についての感想がとても多かったそうです。
わたしは女性が仕事も人生もあきらめなくていいように
パラレルキャリア推進委員会の活動に
エールアンバサダーとして参加していますが
男性の意識を変えていく活動にもつなげられたらいいな と思いました。
働き方改革をどう進めたらいいのかわからない企業などは
ワーク・ライフバランス社の研修などを取り入れてみるといいかもしれません(^ ^)
最後に、
講演のあとのパネルディスカッションでも
キレッキレでファシリテートしていた小室さんですが
自己紹介のときに国会議員の前で話すときは
「どんな空気でも言いたいことを言い切ると決めて
鏡の前で100回話す練習をして行った」
とおっしゃっていて
小室さんでもそれだけ準備をしてのぞんでいることを知って
あの人だからできるではなく
思いを伝えたいという強い気持ちが大事なんだと思いました。
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