ー30歳からの人生バイオリズムを読み解き
あなたらしい人生へと導くー
運命を味方につけるユアセラピスト
藤城 茉莉花です。



4月8日。
お釈迦様が生まれた日に
おばあちゃんが89歳で亡くなりました。

そしておととい、涙雨が降る中
無事に告別式を終えることができました。


ブログでおばあちゃんのことを書いたのは
ほんの1年前でした。






年明けから急にご飯が食べられなくなり
2月半ばから入院していたおばあちゃん。



検査の結果、胃にがんがみつかり
その影響で食道がつまってしまっているということで
食べることは禁止され
点滴だけで約2ヶ月間がんばりました。



3月の終わりくらいに病院から「あぶない」と言われたのですが
持ち直して、最近はだいぶ安定していると聞いたので

仕事などが忙しかったこともあり
ここ2週間はお見舞いに行けずじまいでした。



本当は行こうと思えば行けたのですが
骨と皮のようにやせ細ってしまったおばあちゃんをみるのがつらくて
なかなかお見舞いに行くことができませんでした。



多趣味で人に囲まれていたおばあちゃんは
わたしにとって特別な存在でした。



同じ敷地内の別々の家に住んでいたので
子どもの頃はしょっちゅうおばあちゃんの家に遊びに行って
おばあちゃんが習っていた大正琴で遊んだりしていました。



洋裁も得意でしたので、浴衣を作ってもらった時は出来上がるのが本当に楽しみで
毎日のように進捗を確認しに行っていました。



思春期の頃、母とけんかしたときは
おばあちゃんの家が逃げ場所でした。



社会人になったときに
親よりもおばあちゃんに感謝したくて

「行きたいなー」

と言っていた北海道に一緒に行きました。



当時、インスタントカメラで撮っていたので
あまり写真を見返すことがなく
久しぶりに見て

「元気な頃はこんなにふくよかだったんだな」


あとわたしも自分の記憶以上にやせていて笑

悲しくなりました。



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父が亡くなったあとおばあちゃんが

「子どもに先にいかれるのは本当につらい」

と話したことがあり

それからは父の分もおばあちゃん孝行をしようと思って
いろんなところに一緒に出かけたりして。



「いろんな国に行ったけど、ヨーロッパには行ったことがないわー」

とおばあちゃんが言ったことがきっかけで
ちょうど10年前、一緒にフランスに行きました。

おばあちゃん79歳。

葬儀会場にその時の写真を置いていたので
いろんな人に

「79歳でよくフランスまで行ったね」

と言われました。



いくつになってもいろんなことにチャレンジをしていて
おばあちゃんの生き方は憧れでした。



やせてしまって
最後はとてもとても小さくなってしまったおばあちゃん。



あんなに小さくなるまで長く生きてくれたので
小学生の時に亡くなった祖父と
父の分も
おばあちゃんをとおして思い出がたくさんできました。



おばあちゃんから受け継いだものを
人生をとおして
たくさんの方にお伝えしていきたいと思います。