先日、用事があっておばあちゃんの家に行きました。
おばあちゃんは実家の同じ敷地内の別の家に住んでいて
学生の頃とかは、おばあちゃんに用事を頼まれて
一緒に出かけることが多く
よくおばあちゃんの話を聞いていました。
おばあちゃんももう90歳近くなので
一緒に出かけることも少なくなり
最近はなかなかおばあちゃんの話を
ゆっくり聞く機会がなかったのですが
書類を整理していたら
おじいちゃんが若い頃の写真が出てきて
その写真を見ながら、おばあちゃんがいろいろ話を聞かせてくれたんですよね。
右側がおじいちゃんです
戦後に結婚して、仕事がなかったから
やれる仕事はどんな仕事でもやって
片道2時間をかけて、自転車で仕事に行ったこと
わたしのお父さんのお兄さんにあたるおじさんが
1歳で小児マヒになって
片足が不自由になってしまったので
給料は全部、その治療費に消えてしまったこと
近所の人たちみんなで、近くの川で洗濯していたこと
何もないところから
家を自分たちで作ったこと
「今、思い出したら笑っちゃうわ~」
と笑いながら、楽しそうに
いろんな話を聞かせてくれました。
そして、あの頃は生活していくことで精一杯だったけど
なんとかやってきて
「今が一番いいわ~」
と言っていました。
今が一番いいと言える
おばあちゃんの人生はステキだな
と思いましたし
わたしも
今が一番いいと言えるように
人生を重ねていきたいと思いました