今日は「言葉集めのきっかけ」について書こうと思います。
ブログでもよく言葉を紹介させてもらいますが
いいなと思った言葉はノートにメモするようにしています。
そんな風に、言葉を集めるようになったのは
中学2年生のときの担任の先生の影響です。
その先生が格言だったり、詩だったり
いろいろな言葉を
「今日の言葉」として学級通信などで紹介してくれて。
思春期の私はたくさん救われたんですよね。
それだけ、言葉には力があって
いわば
『言葉セラピー』
なんだな。。。と思って。
それからは、ドラマ、映画、音楽、新聞、本、漫画、雑誌。。。
いろんなものから、言葉集めをするようになりました。
中高校生のときとか、よくクラスの子との手紙に
集めた言葉の中から、その子の力になったらいいなと思う言葉を書いたりして
言葉セラピーは私のセラピスト活動の原点です。
言葉セラピーもこころを癒すハートセラピーだと思うので
これからもたくさん素敵な言葉をみつけて
たくさんの方に伝えていこうと思います
そんな今日は、震災直後に瀬戸内寂聴さんが語った言葉。
「被災した人たちは、善良に生きてきた人たちばかり。
その人たちがなんでこんなひどい目にあうのでしょう。
世の中は理不尽で、矛盾だらけです。
『一たす一はニ』の世界ではありません。
だからこそ、哲学が生まれ、宗教が生まれ、
文学が生まれるのです。」
苦しみの中からしか生まれてこないものがあるのだと
思った言葉でした