先日、日本心理学会の公開シンポジウム
「心を科学する“心理学”」へ行ってきました。



4名の大学教授の方のお話を伺ったのですが
それぞれとても興味深いお話でした。



例えば、つながりの大切さとか。



人は目の前にある環境の厳しさを
過大に見積もりがちだそうです。

けれども、自分とつながりを持っている
社会や人間関係があれば
環境の厳しさを和らげることができるそうです。

そして、つながりに恵まれている人ほど、
ストレスにも強いそうです。



犯罪捜査にも心理学が使われているのですが、
心理学を使った、犯人像のプロファリングの話も
なるほど~というかんじでした。
  


中でも一番印象に残ったのは、こころの働きについて。
こころに受けた傷は決して消えないけれども、
新たな経験や学びによって傷を薄くすることはできるそうです。



こころに傷を受けた人に対して、
どのように未来へ目を向けさせるか
行動することをサポートできるかが大事なんだと
あらためて感じましたし、
私自身もどんなときも、立ち止まるより、
少しでも前に向かって行動したいと思いました。