先日、Zeep Nagoyaで行われた
SIAM SHADE(シャムシェイド)のライブに
行ってきました。



2002年の日本武道館での解散ライブ以来の
シャムライブ。



11年ぶりだというのに、
体はちゃんとノリを覚えていて、
ビックリでした。



ライブは盛り上がる曲中心かなと
思っていたのですが、
インディーズ時代を含む、
初期の曲もやってくれて。
生で聴いたことのない曲も結構あったので、
改めてSIAM SHADEのことを知ることのできたライブでした。



1990 年代はいい悪い関係なく、
音楽が次から次へと生み出されて
消費されていった時代だったのかなと思います。

そんな中、売れた曲のカップリングがよければ
間違いない!というのが私基準でした。



SIAM SHADEでいえば、「1/3の純情な感情」ですが。
そのカップリングの「D.D.D.」がかっこよかったんですよね。



それで、ゲストとして出た音楽番組を見たら、
トークもおもしろくて。



ちょうど、アルバムが出るということで
買って聴いたら、とてもよくて。



もっとSIAM SHADEのことを知りたいと思い、
音楽雑誌を買って、
インタビューを読んだのですが、
そのアルバムがギリギリの精神状態から
生み出されたことを知って、
よりアルバムの曲が深く感じられました。



「光は闇の中から生まれる」

という昔読んだ小説の一節がすごく好きなのですが、
苦しみがあったからこそ、
誰かのこころに響く音楽が生まれたのだと。
人の可能性みたいなものを、
強く感じたんですよね。



時がたっても、その音楽は変わっていなかったのが、
とても嬉しかったです。



ライブには20代前半くらいの、
解散前を知らないであろう
若い子たちもたくさんいて、意外でした。



今はYouTubeで昔の映像も簡単に見られるから、
世代を超えて音楽を共有できる時代なのかもしれませんね。



そして、メッセージ性の強い音楽はいつの時代でも、
必要とされるのだと思いました。


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