この本は作家の吉本ばななさんと
大学教授の三砂ちづるさんの対談を
まとめた本なのですが、
女子のからだのしくみのこととか
生き方について語られていて
そうだよね~と思うことがたくさんある
素敵な本でしたブーケ2



以前、学習塾かなにかのCMで、
日本の問題は4×8=?だけれど、
欧米の問題は?×?=32になる。

日本は正しい答えを出すことを求めるが
欧米は答えを出す過程を大事にする
というような内容ものがありました。

このCMを見て、日本の教育を的確に
あらわしているな~と感心しました。



子どもの頃から、たった一つの答えを出す訓練を
ずっとしてきたから、いろいろなことが
みんなと一緒でないといけないという
考えが染みついちゃっているんですよね。



特に女性は子どもの問題の責任を
一番に負わされてしまうことが多いから。
女性が抱える子育てや親娘関係、生き方の悩みは
結局、理想の母親になるために、
人生の選択を間違えていけないという
プレッシャーが根本にあるのかな。。。と思います。



そんな女性たちに、
どんなに理想的に育てられても、
なんらかの形で子どもは傷を負うのだと。
生きていくということはそういうものだから。

親として失敗しても、いろいろなところで
フォローされて、みんな生きていけるから大丈夫。
だから、なにかをしなくても、
ただいるだけでいいんだよ。
いるだけでちゃんと受け止めているんだよ。
とやさしいメッセージを送ってくれる内容でした。



私もまだまだ悩める女子なので汗
考えすぎず、なりゆきで生きてもいいんだな~と
勇気づけられましたリボン


女子の遺伝子/亜紀書房

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