こんばんは星

先日サッカー日本代表が5大会連続となるワールドカップ出場を決めました。

スポーツ漫画の名作、スラムダンクの安西先生の名言
「あきらめたら そこで試合終了ですよ・・・?」
を見事に体現した、素晴らしい試合でした。

今から16年前、日本がはじめてワールドカップ出場を決めた、
世間で言う「ジョホールバルの歓喜」の瞬間は
何年たっても、感動とともにあざやかによみがえってきます。

あの日の試合も、先制しながら、追いつかれ、
逆転され、追いつき。。。と苦しい試合内容でしたが、
最後に試合を決めたのは、それまで一度も出場機会のなかった
岡野選手でした。

あのゴールからどんな状況でもあきらめないことの大切さを
教えられ、勇気づけられた人がたくさんいると思います。

今の日本代表が素敵だなと思うのは、
自分たちが世界の舞台で勝負出来るようになったのは、
自分たちがすごいのではなく、
道を切り開いてきた多くの先輩たちがいたからだと
語る選手が多いこと。

先輩、スタッフ、サポーターへの感謝の気持ちを忘れない
彼らを一生懸命応援したくなるんですよね。


そんな日本代表を率いるザッケローニ監督が
後日、チーム作りについて話していたのですが、
GK、センターバック、ボランチのチームの幹となる
中央ラインはあまり変更せず、チームを作ったそうです。

その理由は、幹がしっかりしていないと、
チームのボディバランスが崩れてしまうから。
背骨の部分をつくり上げた上でチームを築きあげていくことを
最も大切にし、キャリアを積み上げてきたそうです。

このことは人間にもあてはまると思います。

幹となる自分を見失ってしまっている状況が続くと
そのうち体にも様々なかたちで影響が出てきます。
その結果、こころの病になってしまう人もいます。

逆に本当の自分を思い出し、崩れたバランスを
整えてあげることが、セラピストの役割なのだと思いますし、
私もそれが出来るセラピストになりたいと思います虹