がんと告げられたとき、人は冷静ではいられません。
「少しでも生きたい。」
「子どもの成長を見届けたい。」
その一心で、私はいろいろなことを試しました。
今振り返ると、「意味があったのかな?」と思うものもあります。
でも当時は、とにかく何か行動しないと不安で仕方がありませんでした。
私が実際にやったことは、
・キャベツを毎日食べる
・「野菜の血液」とも呼ばれるビーツを食べる
・低速ジューサーを買って、毎朝にんじんとりんごのジュースを飲む
・中国でがんに良いと言われている栄養ドリンクを勧められ、高額でしたが購入して飲んでみた(一回だけ購入)
・ドテラのフランキンセンスを薄めて足の裏に塗る(一年間)
・温熱療法(3年)
・酸素療法(半年)
・知人に紹介された霊媒師さんにお祓いをしてもらう(一回だけ)
・友人から病魔除けのお守りをいただく
・都内、京都のお寺でがん封じのお祓いを受ける
・「今しか行けないかもしれない」と思い、USJや京都・大阪へ旅行する
正直に言うと、
これらが効いたかどうかは分かりません。
医学的な効果が証明されているものではないものもあります。
ただ、当時の私は「何もしない」という選択ができませんでした。
何か行動することで、少しだけ前を向けた。
それだけでも、私には意味がありました。
だから私は、
「これで治るよ」と伝えたいのではありません。
あのときの私がどう過ごし、何を考え、何を支えにしていたのか。
その記録が、同じように突然がんを告げられて不安な誰かの参考や心の支えになればいいなと思っています。
