三田の情報発見学びのサロンLa・Luceオーナーです。
先月未明にこんな情報が入ってきました。
「いつだって猫展」名古屋博物館で開催中！
にゃ、にゃ、にゃにぃ？！
(ΦωΦ)名古屋かぁ・・・いや、行けるん・・・でない？！
急遽お休みいただきましてちょっくら名古屋まで足を伸ばしてきました。
江戸時代の「猫ブーム」を浮世絵を中心に紹介した展覧会です。
早い話、ネコ好きの浮世絵師なんですな。
国芳を知るきっかけになったのは以前江戸博物館で見つけた
こちらの書籍でした。
幾度と出てくる作者：歌川国芳の名前。
な、何者？？
実は物スゴい作品を沢山残しており、今では一番好きな絵師でございます。
何がスゴいってもう発想が絶妙！！
ここまででピンとこない方、
数年前に「スカイツリー建設を予想か？」と言うニュースがあったのご存知でしょうか？
その画を書いたのが国芳でございます。
例えばですよ、コレ見てください。
当時人気だった役者でしょうかね。いやーイケメンですな～
いやいやいやそこじゃなくて、注目するは着物のの柄！
ドクロをよ～～く見てみると
なんと猫でっせ
これね、あまりにもカッコイイもんでプリント生地として再現できないか
とある着物リフォームのお店に相談したんですわ。。
いやー予想以上の金額の高さに未だ実現しておりません。
どなたかー余裕のある方～ぜひ実現してくだされい！
挙げていくとキリがござんせんのでね、
ここで私が一番惚れた画を紹介
猫飼好五十三疋（みょうかいこうごじゅうさんびき）！
歌川広重の浮世絵で有名な、東海道五十三次のパロディです（笑）
これジワジワ来ます・・・
全て猫でパロディ化
「草津」が「こたつ」て！しかも「ごめん寝」しとるがっな
こんなユーモア感あふれる作品がスンゴイあるんです。
もちろん風景画・美人画・役者絵・春画などもしっかり描いており
全てが天才的なセンス。
絵師と言えば現代で言うデザイナーでござんしょ。
このセンスにそんでもってネコが好き。
あぁ、ぜひとも弟子にしてください！(*´Д｀)=з
実際弟子がですね
「国芳が弟子たちに」画の指導してるところを描いております。
やっぱり猫！囲まれておるのー
常に十数匹飼ってたらしいよ。
思うに仕事中邪魔されてたんだろうなぁ
現代ですとこんな感じですか。
私も仕事中は全力で邪魔されますのよ。(´д｀lll)
とにかく常に猫がいて猫好きとくりゃ、
その観察力も細かく、
だからこそリアルなネコの描写が出来るんだなぁ。
飼ってる人だけがわかるその姿は本当あるあるすぎるのです
お楽しみの展覧会、
途中にトラップが仕掛けられておりました。
「グッズ販売」
まんまと引っかかってしまいました（笑）
いつものことですけどねー
左上は今回の展示会の図録です。
帯の色がピンクと黄色から選べたのですが、
表紙の質感はフェルトっぽいモケモケ感（猫毛意識？）だったので
どうせなら表紙を「ミケ」とか「トラ」とか「白・黒」とかにして
選べたら良かったのにな。。
兎にも角にも、歌川国芳の自由な発想は見習いたいでありんす。
そして
名古屋と言えば名古屋めし
ひつまぶし
こちら国芳作の「うなぎ」の当て文字
もうステキすぎるわ(￣□￣;)!!
こうして刺激受けまくりの名古屋の旅
そうそう、途中熱田神宮へ行きましてね。
そしたらですよ、
なんと早速パワースポット効果でしょうか？！
その後、ありがたいことにこの休み中にツール作成の依頼殺到でして
たんまり堪能いたしましたんでー
今物凄い勢いで仕事に集中ですよーφ(．． )
お待たせしてしまって申し訳ないですが、
順次対応してまいりますのでよろしくお願いいたします。
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