さあもう朝です。





どうですこの挑戦的な目付き。


夜明けの声は彼によってもたらされます。



枕元で咆哮一発ぐーるみゃーーーご!!

L'albaのvoceぐーるみゃーーーご!!!!

彼を布団に招き入れるまで続きますぐーるみゃーーーご。




みあみーごぐるみゃーごるちゃりぶれ。



布団に潜り込むと彼は僕の腕を押さえ込みにかかるんですね。必殺腕ひしぎ猫十字!。ばらんか!

尻尾をおしりで踏もうものなら鉄血の猫パンチ。ごるべ!ごるべ!ごるべ!そりゃそーか。





反撃の気力も奪われて、僕は彼に全面降伏です。無条件です。


僕にできることはひとつだけ。彼の顎を撫でること。



あ、あと耳の前をかいてあげること。

ひとつじゃないですね、ふたつです。訂正してお詫び致します。







もふもふもふもふ



そう彼の名はだむ。今年で19歳になるおじーちゃん。

少し衰えはあるけどまだまだ現役です。


最近は特に、猫なのに犬みたいな人懐っこさです。



少しは自分で毛繕いしないと猫なんだか毛玉なんだかわからんよーになりますよおじーさん。




まあそんなこんなで、だむと僕は無事二度寝と相成る訳です。






さあ声出すぞ。