美味しいもの

ララたん
美味しいものをあげようか？

え？
なになに？
本当？

どうしたのかというと、
お母たんがララたんに美味しいものをあげようとしています。

お母たん
美味しいものってどれ？どれ？

これだよ。

え～っ
これ～？
本当に美味しいの？
疑わしいなぁ～


いいから
だまされたと思って
なめてごらん。


どう？
美味しい？



これって
ただの指じゃないの？
何か美味しいものが塗ってあるとか？

そうなの？
そうなのかな？
匂ってみよっ
くんくん


あんまり匂いしないけどなぁ～
くんくん

もう一度なめてみたら
わかるかな～？


お母たん
美味しいものでしょ

お母たん
美味しいんだよね？

ここじゃないなら
ここが美味しいのかな？
ぺろぺろ



お母た～ん
あの～
どこも美味しくないんですけど～
どういうことですか？

あはは
ララたん、だまされた～
お母たんの指
なめなめして欲しくて
嘘ついちゃった～

ええええ
ひど～い
だますなんて、ひどいよ～
てっきり、この指にシーバみたいな
美味しいものがついてると思った～

お母たんなんか
しらない。
プンプン😾💢

も～う
寝よ、寝よう。


ギロリと目を光らせたまま
ふて寝するララたんでした。

あーあー
お母たんったら、
ララたんをだまして
悪いんだ～

こんどは本当に美味しいもの
もらうんだよ❣️

おしまい。

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