今日の台風、埼玉県南部は警戒していたほどの暴風雨ではなかったように感じましたが、娘の幼稚園は臨時休園、近隣の幼稚園も休園になりました。

夫は暴風域に入る前に、出勤しました。普段より1時間早く、バイクではなく、車で…

今夜は月が煌々と輝いて月の光が強いなーと思っていたら、十三夜なんですね。

相互読者さんが書いていましたが10月8日(満月)は、皆既月食ですか!全国的に見やすいようですね。

満月には願いが叶うと謂われますが、私は無力感が漂う日々…

お月様、力をください

行動に移す力、実行に移す力、不安を希望に変える力を…


       ~馴れ初め小説4「小説が結んだ縁」~


出張に来る度に彼がレストランを利用し、私としゃべっていることは、ガーデン内のブティックの店主さんなどにも知れるところとなっていた。

ブティックの店主さんはたまに、レストランを利用する。

話しやすい人で、何かと気にかけて声をかけてくれる人だった。


「ウエトレス、頑張ってるね。小説もちゃんと書いてる?」

ブティックのオーナーさんがランチに来る時の決まり文句。


「公募に出しても、箸にも棒にも、かからないんです~」

「でも上毛新聞シャトルに連載している小説、毎日、読んでるよー」

「そうなんですか?ありがとうございます」

「でも、いつも悲しいラストばかり…。今度のワンちゃんは、殺さないで~」

「あ、はい」




「ショールームに出張で来る彼も、小説、書いてるよね」

「えっ!?そうなんですか?」

「彼が出した本のちらし、うちの店にも置いてある。前にレストランでも販売してたから、もしかしたらまだ在庫があるんじゃないかな?」



↑挿絵も夫が描いています


オーナーに聞いたら、まだ1~2冊、売れ残っているものがあるということ。その一冊を購入して、バイトの帰りに客席で読んだ。止まらなかった。

…こんな小説を書く人なら、いい人に違いない…

もし、彼から付き合おうって言われたら、付き合いたいと思った。

…彼女がいるんだから、告白されるわけがないか?…



その人が書いた作品で、その人を知る。付き合うかどうかさえ…

昔から私にはそういうところがあった。

自分も小説を書いていたから、作品には書いた人の本性が出ることを知っていた。

全力で作った作品に、作った人の性格が現れないはずがない。

今でも作品には、作った人が現れると思っている。


(Wink「愛が止まらない」)


そのままレストランでずっと彼の小説を読んでいると、ブティックの店主さんがお店を閉めてやってくる?

「どう?小説」

え!?いいです」

「君も彼も小説を書くから、合うんじゃない?」

…え?ブティックのお得意さんのお嬢さんは、彼と付き合っているんじゃ?それなのにどうしてそんなこと、言うんだろう?…


(あと1~2回続く)