今年の4月から湖南テレビで放送されて大人気だった『择天记』。

日本のLaLa TVで、10月10日から放送が始まった。

 

原作は、猫腻(←作者名)の同名小説。

現在中国では、このような ”古代ファンタジー時代劇” (←私が勝手に名付けてます)が流行っている。しかも、どれも長い。これも全56話。

 

題名の『擇天記』(中国語では『择天记』)の意味は、「自分で天命を選択する」という意味。中国では、副題の「宿命の美少年」はついてない。

たぶん、日本語で『擇天記』だけではどんな内容か予想できないのでつけたのだと思うけれど、ちょっと”あまりにも”で恥ずかしいキャッチコピー・・・、笑。

 

 

もちろん、元EXOのルハンは美少年だし、中国でも大人気でいろんな映画やドラマ、CMに歌に大活躍。

 

↓↓↓これは、2017年の春節(中国のお正月)の歌番組(日本でいったら「NHK紅白歌合戦」)に出演した時の写真。

かわいいしカッコイイ!! でも、このスーツ↓”昭和の演歌歌手”感が半端ない。笑。

 

 

 

ちなみに、一昨日、ルハンの恋人は女優の关晓彤(関晓彤)だと暴露?発表?されて、ファンは大騒ぎだった。↓↓↓

 

 

(1997年、北京生まれ。父親も有名な俳優。ルハンが過去のインタビューで答えていた好きなタイプの女性、”しっかりしていて、背が高くてスタイルがよく、女性らしくて、スッピンもきれい” に当てはまっているそうです。そんな理想通りの人がいるもんですねえ・・・。美男美女でお似合いですね。)

 

 

さて、それは置いておいて、ストーリーですが、

主人公は、生まれつき長く生きられない運命で、それを変えるために自分の天命に立ち向かっていくというお話です。その中で、勇気や友情、恋愛などのドラマがある。

話しは長いけれど、一応、最後までのあらすじを数回に分けて書く予定。途中、特に40話過ぎてから中だるみ期があるのですが、そのあたりは割愛。長くなりますが、ご容赦。

 

 

あらすじ

太初元年(というその昔)、人間と魔族と妖族が一緒に存在している世界のお話。

人間と妖族は善良でお互いに仲がよく、魔族は邪悪でいつも人間界を侵略しようとしている。

 

ある時大戦争が起き、人間と妖族は負けそうになった。そこで、王様亡き後の聖后天海(演じる女優は、陳数:チェン・シュー)は、「星盤大陣」を動かしなんとか勝利する。しかしその時、勝利と引き換えに、自分の子供、つまり皇太子を生け贄(?)として差し出してしまうのだ。戦争が収まった後、皇太子の行方は分からず、聖后天海は必ず探し出すと心に誓う。

 

 

*「星盤大陣」は、最後まで出てくる重要なもの。しかし、分かりにくい。簡単に言うと、頭上に星が輝く秘密の部屋があり、そこの星を見て将来を知ったり、また、それを動かすことで世界や人の未来を変えたりできるもの。(私の理解、違ってたらすみません。)

 

 

時は流れ、人間界と仙界の境目辺りの山奥で、修行をしているものたちがいた。

師匠の計道人(香港俳優のエリック・ツァン、香港なまりなので声は姜広涛が吹き替えている)と陳長生(鹿晗、ルハン)と兄弟子の3人だ。

 

 

長生(ルハン)は、彼の血を一滴でも飲ませると、どんな病気も治ってしまうという特異体質。師匠は、これが知れたら誰もが長生の血を飲みたがって、逆に長生の命がなくなるから、絶対に秘密にしておかないといけないと言うのだが、彼が子供のとき、山にやって来た難病の少女に血を飲ませて命を助けてやった。

少女を連れていた男性はそれを深く感謝して、長生とその少女、徐有容(古力娜扎 、グーリー・ナーザー ←新疆出身の女優)の結婚を約束する。

 

 

長生は優秀で、たったの十数年で、3千巻の書物を伝授された。

しかし、彼の脈をみた師匠は、このままでは長生は20歳になる前に死んでしまうといい、それを乗り越えるには自分で天命を変えるしかない。それは、ここにいたらできないので、神都へ行けと勧める。(このとき、たぶん19歳?)

 

神都では数年に一度の「大朝試」という試験が行われるというのだ。それに合格して修行をし、「神石」を見つけて運命を変えるしかないと。

そして、その手に、彼が子供の時に約束した徐有容との婚約が書かれた巻物を渡したのだった。

 

 

神都にやってきた長生は、ずっと山暮らしだったので右も左も分からない。

それに、婚約した徐有容を訪ねようにも、全然相手にされない。それもそのはず、徐有容は元々鳳凰の化身で、家柄も高く、武術も凄腕、しかも超〜美人。本人に会う前に、徐有容の父親や周囲のものたちが、得体の知れない田舎者がやってきたと、長生のことを信用しないのだった。

 

 

 

長生は、まず「大朝試」に挑戦する。

これは、武術や知識を学ぶ6つの名門校があり、その学校のどこかに受からなければならない。学校ごとに特色があり、それぞれ独自の試験がある。

長生は、初めに「摘星学院」の試験を受けた。魔族巨人を時間内に倒せば合格で、長生は4匹も倒したのに、合格発表に名前がなかった。そして、他の学校も受けて、合格ラインに達しているはずなのに、どこも合格しない。

どうも、徐有容の父親は地位が高く、田舎から変なやつが婚約者とかいってやってきて、そんな得体の知れないものを合格させるなと言ったのか、裏から手が回っているようなのだった。

 

意気消沈する長生。どこかに受からなければ、自分は20歳までに死んでしまうのだ。

 

 

あらすじ②に続く・・・。

(あかん。やっぱり、1回では書ききれなかったわ・・・。すみません。)

 

 

師匠のエリック・ツァン。↓↓↓

コメディの3枚目から凄みのある悪役まで演じる素晴らしい俳優。

まさか、こんなドラマに出てるとは・・・。

 

 

 

 

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