中国版センター試験の「高考」、今年、2017年の状元(1番)が発表された。
毎年、どんな子が状元なのか楽しみなのだが、今年は南通から状元が出なかった。残念。×_×
発表は、理系と文系に分けてされる。
 
 
理系は、泰州市の姜堰中学(高校のことです)の潘慰慈さんの443点。↓↓↓
江蘇省でずっとほぼ1番を取り続けていたという優秀さ。
 
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文系は、淮安市の淮阴中学(高校のこと)の李天宇さんの428点。
お母様が学校の近くに家を借りて、サポートしていたという教育熱心なお家の子。

 

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なんだか、写真の顔が似ていて、一瞬、同じ人???と思ってしまったわ。←笑。でしょ?
 
 
こんな風に顔写真入りで、試験の1番が毎年発表されるなんて、日本ではそこまでじゃない。
 
といっても、日本に住んでいらっしゃる方からしたら、江蘇省で1番って、日本でいうならどこか田舎の県の1番って話し? と思うかもしれませんが、江蘇省の人口は約7000万人(!)ですから。そこで1番って、なかなかすごいと思いません?
しかも、江蘇省は教育熱心でレベルの高い省だ。
 
 
今回、2人のご両親のインタビューを読んでいたら、2人ともガリ勉ではないという。
理系の潘慰慈さんは、宿題は学校で終わらせてきて家に持ち帰ることがなかったというし、理系だけれど歴史が好きで、『資治通鑑』や『史記』を高校入学前に読み終わっていて、音楽、絵、スポーツも得意。
 
文系の李天宇さんは、歴史と哲学が好きで、バドミントンが好き。勉強で疲れると運動でストレス解消して、11時には寝て6時起床、午後は必ず昼寝をする。
 
2人とも、ほとんど天才的に頭よかったって話しやん・・・・・・。笑。
毎年のように、理系か文系かどちらかに状元を出す南通だけれど、聞いていると南通の教育は詰め込み教育の極地のようである。土日にも学校で自習させたりとか。だから、平均点が高い。
でも、今年は天才的な子に負けちゃったのかしら。来年は、がんばって欲しいです。