今日は朝からなんだか静かだな〜。
車のクラクションが鳴ってないなあ〜。
と思ったら、本日から「高考」なんだった。
正式名称は、全国普通高等学校招生入学考試。
でも、中国人は「高考」(ガオカオ)と呼ぶ。
大学入試のための日本のセンター試験のようなものだが、中国では一発勝負だ。
日本のように、本命はここで、滑り止めはここ・・・というように、複数の大学を受けることはできない。
この「高考」の成績だけで、大学に進学できるかどうか、どこの大学に入学できるかが決まる。
だから、みんな必死。
今日は、南通の様子を紹介したい。↓↓↓↓
南通市内では、24041人が受験する。(去年より3561人少ない)
朝6時頃の会場のひとつ、南通第一中学の校門。
さすがに、誰もいません。笑。
南通中学も、まだ静か。
でも、集まる父兄たちに配る水の用意は、もうスタート。笑。
ミネラルウォーターの会社が、無料で配る。
こんな売店のような、商品紹介のようなコーナーが、ずらっと並ぶ。
終わるのを待つ父兄たちのために、日差しや雨風を避けられるように簡易テントも用意されている。
そしていよいよ生徒たちが来ると、先生が入り口前で「受験票」を渡す。
(これなら受験票を忘れることもなくていいですね)
日本と違うのは、父兄が生徒を送ってきた後、校門前で終わるのを待っていること。
いや〜、仕事を休むのは普通。会社も「高考のつきそい。それは当然だ」と有給くれる。
もちろん、警官も出て、交通整理など。
現代の科挙ですから、あさってまでは、お祭り騒ぎです。
がんばれ!!